琉球泡盛は、タイ米から作られます。お米を削る事なく、全て使います。社長ブログ/沖縄ブログ/恩納村ブログ/恩納村リゾート生活
豆腐ようは、鍾乳洞(ガマ)に半年以上寝かせて、発酵させた豆腐の加工食品です。 第151回沖縄訪問(9)社長ブログ/沖縄ブログ/恩納村ブログ/恩納村リゾート生活
琉球泡盛松藤の清酒工場に入ります。
工場の中は、電気が消灯されていて、暗い場所です。
琉球泡盛は、清酒と同じように、お米から作られます。
使うお米は、全て輸入米のタイ米です。
使うお水は、アメリカ軍が使っている、
基地の中から湧き出る、自然水を使っています。
世界で飲まれているお酒は、
造り方によって大きく3つに分けられます。
「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3つに分けられ、
泡盛は「蒸留酒」の部類に入ります。
またその中でも細かく分けると、
泡盛は焼酎の「焼酎乙類」の部類に入ります。
清酒と同じように、美味しいお酒の条件は、お米と水です。
それにあと、麹が必要です。
清酒と違って、泡盛は、お米を削りません。
全て使います。
泡盛が出来るまでの行程は、
①洗米・浸漬から始まります。
もちろん、機械で洗います。
②蒸米は、熱い蒸気を洗ったお米の上にかけて、
均等にお米を蒸します。
③製麹(せいきく) この後、麹を混ぜていきます。
④仕込み及び発酵は、時間をかけて、発酵するのを待ちます。
⑤蒸留は、不純物を取り除き、綺麗な泡盛を造ります。
⑥貯蔵は、出来た泡盛をタンクの中で寝かせておくことです。
⑦製品化出来るのが最後の行程です。
崎山オト酒店で、琉球泡盛松藤を沢山買って、
ここから神戸に発送してもらいました。
次の訪問地は、豆腐ようを買うための鍾乳洞の古酒蔵に行きます。
お店の名前は『龍の蔵』です。
豆腐ようは、沖縄にある鍾乳洞に、
約半年以上寝かせて、熟成させて造ります。
とても手間と、時間のかかる、豆腐の加工食品です。
お酒のみには、豆腐ようの味はたまりません。
お酒を呑まない人にも、たまりません。
とても美味しい珍味です。
半年以上かかる豆腐ようを、
龍の蔵では、すぐに販売してくれます。
写真は、鍾乳洞(ガマ)の中で熟成する為に並べられている、
泡盛と、豆腐ようです。
沖縄では、子供が生まれると、
誕生日をラベルにして貼り、20年ほどガマで寝かせて、
その子が二十歳の成人式のお祝いの時に、
ガマから取り出し、20年ものの古酒として、
泡盛を頂く習慣もあります。
20年も、泡盛を鍾乳洞で寝かせていると、
預けたことを忘れてしまうこともあります。
20年ものの古酒は、まだ飲んだことがありませんが、
とってもまろやかな柔らかい味だそうです。
2015年3月1日(日)