もずくの天ぷらに島らっきょうを追加して、天ぷらの腕が上がりました 第84回沖縄訪問(12)
もずくの天ぷらに島らっきょうを追加して、天ぷらの腕も上がり、松葉博雄の天ぷらが大好評でした。
【沖縄の心 こころの行方は自然開発か 自然保護か 創造と破壊に悩む沖縄のこころ その12】
朝日会では、山城興善さんが持ってきたじゃがいもを茹でています。
金城正則さんは、もずくと玉ねぎを、これから天ぷらに揚げます。最初は、金城正則さんが作り始め、その後は、松葉博雄が交代します。
じゃがいもは塩味にして、後は、どんどん加熱していけばいいのですが、天ぷらはそうはいきません。
ねったりと仕上がるか、さっぱりと仕上がるかは、温度調整次第です。
冨着信常さんにお願いして、松葉博雄のウエットスーツの頭に被るフードをあつらえたかったのですが、冨着信常さんがお店に電話してみても、繋がりませんでした。
ちょっと寒いので、炭を焚きながら、天ぷらを揚げていきます。
油を加熱して、温度を上げていきます。180度になるようにやっていきますが、ちょっと最初は失敗しました。失敗作品は、油の切れが悪く、ぱりっと仕上がっていません。
天ぷらばかり揚げていると、油に酔ってしまうので、その間に、本部で買った鰹の刺身を頂いています。
次に揚げたてんぷらは、温度が高すぎて、焦げてしまいました。
松田薫さんは、試食してみて、「ちょっとこれは、焦げてるなぁ」と、厳しい判定でした。
少しずつ、腕が上がり、黄金色の天ぷらが出来るころに、仲程學さんがやってきました。上間雄明さんは、ハーモニカを家に取りに帰って、ハーモニカを吹きます。
曲は、小学唱歌が中心です。「荒城の月」とか、「春の小川」とか、懐かしい小学校の頃の曲です。
幸地新二郎さんも来ています。山城興善さんが来ています。大変なことが起きました。
今、全国で電線が盗まれるとか、マンホールの蓋が盗られるとか、金属が盗まれていますが、ここ沖縄の恩納村前兼久漁港でも、崎浜政秀さんの船のスクリューを盗られていることが分かりました。こんなことは、今までなかったことです。崎浜政秀さんは、ショックでがっかりしています。
登川喜永さんが、持ってきた自家製の島ラッキョウを天ぷらにすることを思いつきました。
天ぷらにしてみると、美味しかったです。
なんとなく寄ってみると、思わぬ食材や、ご馳走が出てくることが朝日会の魅力です。
今日の食材は、みんなそれぞれの持ち寄りで、じゃがいも、もずく、島らっきょうが、集まっています。
前兼久漁港とムーンビーチホテルとの境に、小高い林があり、その林が防風林となっています。
防風林のお陰で、直接北風が当たらないので、普段は寒くは無いものの、1年に何日かは、「テントの中で焚き火があったらなぁ」と、思うほどの寒い日があります。
今日のお天気は、そんな寒い日でした。
しかし、このお天気も、もうしばらくすると、風向きは変わり、間もなく南の風が吹いてくるという予想が、今夜の朝日会の話題の中にありました。この後は、金城正則さんのお家にお邪魔します。
2007年3月11日(日)