恩納村のパッションフルーツ農場見学をして、伊計島へ 第84回沖縄訪問(6)
恩納村のパッションフルーツ農場見学、沖縄石油基地訪問、伊計島ホテルのレストラン「イチナハリ」に行きました。
【沖縄の心 こころの行方は自然開発か 自然保護か 創造と破壊に悩む沖縄のこころ その6】
お天気は、うす曇のやや暑い日となりました。今日は、どこに行こうかと考え、まず、前兼久漁港の朝日会に行ってみました。誰も船を出すような気配がありません。船が出るのであれば、乗せてもらおうと思っていたのですが、海は、諦め、ドライブに行くことにします。
金城千賀子さんのところへ行くと、クレアちゃんが、保育園がお休みなので、お家にいました。
前回、見学させてもらった、金城正浩さんのパッションフルーツの農場を訪ねて、パッションフルーツの成長を見てみます。
金城正浩さんのパッションフルーツ農場の第2号棟は、現在、フレームの建設がほぼ出来上がりつつあります。
ひとつの温室が、150坪あり、これが、2つで、300坪です。
300坪のパッションフルーツのお世話は、さぞかし大変だと思っていたら、さらに、3号棟の建設予定があり、450坪の大農場になります。
パッションフルーツは、人工授粉を一つひとつ行い、フルーツが大きく成ってくると、袋かけをし、さらに熟してくると、自然落下したパッションフルーツを拾い集め、家に持ち帰り、サイズを見て、箱詰めにして、出荷となります。
かなり手間のかかるパッションフルーツの栽培をこれから一人でやっていくことは、大変だと思いますが、金城正浩さんは、「平気、平気」と笑っています。
ビニールハウスの中は、もうしばらくすれば、30度以上の温度に上昇し、中にいると、汗が流れるほどになります。
ビニールハウスの骨格が出来てきました。
金城正浩さんにお願いしたのは、収穫時期になったら、「松葉博雄もまた来るからね」と、収穫のお裾分けをお願いしました。
今から向かうところは、海中道路を通り、島伝いに進み、勝連半島の先端にある、伊計島です。
勝連半島には、金城正則さんと饒波棟重さんが、お仕事をしている沖縄石油基地があります。
今日は、土曜日なので、本来は、休日ですが、石油基地を守るために、2人とも出勤しています。ちょっと寄ってみましょう。ゲートを潜り、中に入って行こうとすると、守衛の人たちが、何人も駆けつけてきて、厳戒態勢が伝わってきました。どうも、気楽に入れる場所ではないようです。何しろ、国家戦略である石油基地なので、もし、テロの攻撃を受けて、石油タンクが爆発すると、大変なことになります。
気軽に職場訪問できるようではないので、元の道に戻り、再び、伊計島に向かいます。伊計島では、ちょうどお昼時です。お昼ご飯は、「イチハナリ」で頂きました。
運転中なので、残念ながら、ビールが飲めません。選んだメニューは、沖縄メニューのゆし豆腐定食です。
奥さんは、沖縄そばを注文しています。それぞれ少しずつ分け合って、味を2つ楽しんで、食べています。
伊計島の海の様子が、レストラン「イチハナリ」のガラス窓から見えます。大きな白い波が、火山岩が固まったような、凸凹の岩に打ち寄せて、しぶきを高く上げています。
食事の後は、ぐるりと島の周りを見てみます。
2007年3月10日(土)