神戸風粕汁を沖縄で食べながら、金城正則さんの台湾レポートと、金城正浩さん、金城初子さんの昔話 第83回沖縄訪問(9)
神戸風粕汁 金城正則さんの台湾研修レポートを聞き、金城正浩さん、金城初子さんに、ムーンビーチホテルが出来た当時の昔話を聞きました。【沖縄のバレンタインデーは、チョコレートを頂き、粕汁を作り、ブルービーチの米軍演習を見ました その9】
金城正則さんが台湾から帰ってくるので、粕汁を作ることにして、粕汁の酒粕と、牡蠣の
身を金城家に預けておきました。粕汁のお料理は、私がやります。
沖縄の主婦の方は、かす汁の経験がないのです。
たくさん粕汁を作るので、大きな鍋を使います。
はじめにシャケの塩抜きをしておきます。
下ごしらえとして、昆布も入れておけば、味が付きます。
今夜は、私が神戸風の粕汁を作ることになります。
南国沖縄では、内地のような寒い日には粕汁をつくる文化がありません。
金城正則さんのお家では、金城正則さんのお兄さんの金城正浩さんと、金城初子さんのご夫婦も
一緒に、沖縄では珍しい粕汁をいただくことになります。
金城正道さんと、金城伊吹さんも、伊音ちゃんを連れて、一緒です。
粕汁の材料は、神戸から持ってきた、粕汁、にんじん、うすあげ、シャケなどを切って、ごぼう
のささがきを作ります。そして、煮込んで入れます。
大きな鍋に一杯の粕汁が出来上がりました。
ビールを飲みながら、お酒を飲みながらの粕汁ですから、ちょっとお酒と汁物は、合わないかも
しれませんけど、粕汁を飲んでいる人は、「美味しい、美味しい」と言ってくれました。
金城初子さんは、自宅で作った、野菜の天ぷらを持って来て頂いています。
お皿が増えて、メニューも増えて、頂く側は、嬉しいことです。
粕汁は、松葉博雄が、味付け担当です。沖
縄では、清酒を作ることが少ないので、酒粕がないのか、粕汁の文化がないようです。
そこで、今夜の粕汁は、金城家の皆さんにとってみると、珍しいことになります。
クレアちゃんと伊音ちゃんは、松葉博雄がお土産に持ってきた、アンパンマンのシャボン玉に夢中になっています。
シャボン玉は、夢を膨らますように、大きく膨らみます。
子ども達は、シャボン玉吹きに夢中です。
シャボン玉をする年齢というのは、小学生まででしょうか?
松葉博雄は、20代、30代、40代になったときには、シャボン玉をほとんどしていません。
金城家の皆さんと、お料理を食べながら、お話が弾みます。子ども2人は、大はしゃぎで、その
後、いろいろと、昔話をしました。
どんな昔話かと言えば、金城正浩さんと、初子さんとの初めての馴れ初めについて、まだ未公開
のお話を尋ねてみました。恥ずかしそうなご返事に、皆さん、大笑いで、「へぇ、そうだった
ん?」と、うけています。
10時を過ぎて、10時半ごろ、金城正則さんが、台湾での研修旅行から帰ってきました。
前兼久村を代表して、研修に行っていることなので、研修の内容も、大変だったようです。
公務出張、ご苦労様でした。
早速、出来立ての粕汁を食べて、台湾土産のお話が弾みます。
テレビでは、ちょうど、台湾の希少民族の生活について、映像が映っていました。
フィリピン、台湾、沖縄へと続く、黒潮のもたらす、漁業の恵みについて、台湾の離島に住む先
住民族の伝統漁業をレポートしています。
金城正則さんは、台湾から帰ってきたばかりなので、もう、台湾通ということで、テレビで紹介
されている話を、本当かどうか、周りのみんなが、尋ねて、確認しています。
いくら台湾帰り直後でも、何でもかんでも研修した訳ではないと思いますが、金城正則さんが答
えていると、一同「うん、うん」と頷いて、納得しています。
金城正道さんは、随分お酒が強いです。
どんどんビール、泡盛、清酒を飲んでいます。松葉博雄も大変酔いました。
だんだん、「少し、自分のしゃべり方がおかしいなぁ」と、思いながら、しゃべっています。
つまり、呂律が回っていないという自覚症状が出ています。
今夜の楽しい飲み会で、松葉博雄の溜まったストレスも、かなり解消したようで、側にいる、奥
さんも、「お酒飲むな」のサインは出ていません。
利絵ちゃんが、酔っ払っている松葉博雄と奥さんをホテルまで送ってくれました。
今夜は、楽しいお酒と、詳しい台湾研修レポートをお聞かせいただき、ありがとうございました。
金城正浩さんと金城初子さんとの飲み会も、昔話を聞いて、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
2007年2月12日(月)