辺野古移設反対の人達が、アメリカ軍基地の入り口を監視していました。社長ブログ/沖縄ブログ/恩納村ブログ/恩納村リゾート生活
金武大川鍾乳洞の長命の泉の水を汲んで、沖縄滞在中の飲料水にします。 第150回沖縄訪問(5)社長ブログ/沖縄ブログ/恩納村ブログ/恩納村リゾート生活
ヤンバルの森をドライブして、ここはゴルフで有名な宮里愛選手のふるさと、東村に来ています。東村に来たのは、水槽の苔取りをしてくれる、タニシを川で採取したいからです。
東北大震災の後、沖縄の海岸線も防潮堤を高く積み上げて、海が見える景色がすっかり変わってしまいました。
タニシを採取する川は、ダムの川下で、ダムから流れる放水で、川の流れはいつも綺麗な水で満たされています。
ダムの川下までやってきました。ダムの防潮堤から、貯水池の水が絶え間なく流れています。
川下まで、少し流れに沿って歩いて見て、タニシが川の石に隠れて、潜んでいる所を探します。
今日の放水量は、夏の時期よりも、多く水が流れていて、川の深さは、深くなっています。
靴を脱いで、川に入らなければ、タニシを採取できません。でも、川に入るのは水が冷たいので、なんとか靴を履いたままタニシが捕れないか、努力してみました。
もう少しすると、ヤンバルの森は新緑に覆われて、目にも鮮やかな、緑の森に変わっていきます。
ヤンバルから、前兼久に帰るには、帰りのルートは、東海岸に沿って帰ります。
途中、アメリカ軍の基地が、鉄縄網に囲まれて、延々と続いています。
辺野古基地に近づいてくると、辺野古基地の滑走路建設反対の運動が目立って来ました。
辺野古基地の周りには、滑走路建設反対の人達が、基地に出入りするトラックを監視しています。
長期間の反対運動なので、一時も目を離さないように、テントを作り、寝ずに番をしています。
松葉博雄も、以前に辺野古の海上ヘリ基地建設反対運動のテントを訪れたことがあります。
帰り道、金武大川鍾乳洞の超名水に、水汲みに寄ります。以前にも、訪れていて、ここの水の流れを見るのが好きです。
金武町指定文化財 ウッカガー(金武大川)
一、種別 記念物
一、指定 平成四年五月七日
一、所在地 金武町字金武九十九番地
長命の泉の説明板です。
「ウッカガー(金武大川)は、並里区の中央に位置し琉球石灰岩の多孔質を基盤とした、地下水の湧き出た代表的な井泉で、県下に知られた井泉である。
「大正十三年に衛生上の見地から、金武並里両区で経費を負担し一月に竣工」コンクリートで用途別に区切り泉口の垠を飲料水、近くに男女別の水浴場を設け、道路下方は選択場、芋洗場として構築された。
六六年経過した井泉は、水漏れなどにより平成二年三月改修され現在に至る。
上水道が普及する以前は、金武並里住民の飲料水であり、元旦の若水を汲み、夏には水浴を楽しみ、また地域住民の出会いの場であった。
井泉は、かんばつ時に渇水せず、その豊富な湧水量は一日千トンを越え、余水は、武田原に注ぎ、稲、水芋の産地形成している。
生活様式や地域社会の変化にともない、幾度か改修を重ねながら「長命の泉」を象徴するように湧き出る清水の井泉は、先人より継承された文化遺産である。」
と書いてあります。
見ていて、とても綺麗な水で、よく澄んでいる涼やかな水です。しかも、途切れることのない水の量です。この近くに住んでいる人は、渇水の時でも、水に困っていません。
ペットボトルに長命の泉の水を汲んで、沖縄滞在中の飲料水に使います。
これだけ水が湧けば、鯉を飼うのも、魚を飼うのも、メダカを飼うのも、次々に発想が湧いてきます。
長命の泉の使い方は、まず、飲料水が一番で、その後、野菜や食べ物を洗う場所に水が流れ、一番最後は洗濯用の水くみ場になります。
沖縄には、あちらこちらに鍾乳洞があり、鍾乳洞の中には、沢山の川が流れる、伏水流があります。
夕暮れ時が迫ってきました。長命の泉の周りには、水を汲みにくる人影もありません。
今は、主婦の皆さんは、家の中で水道の水を使って、台所でお料理に励んでいる時間でしょうか?
昔のように、自然水を使って、水汲みに来てまで、長命の泉の水に、依存していないようです。
2014年1月22日(木)