当てのないまま、恩納村に帰っています。当てのないのは、この後の予定がない事です。
当てのないのは、この後の予定がない事です。当てのないツアーは、時間の束縛がありません。第131回沖縄訪問(4)
当てのないまま、恩納村に帰っています。当てのないのは、この後の予定がない事です。
もし、人生に当てのない、人生であれば、今日は何をしようとすら考えません。
当てのない予定は、ダラダラしてしまうので、やはり予定を立てた方が有効な時間の使い方が出来ます。ですが時には、当てのない日というのは、時計に縛られない、自由な一時を過ごすことの出来る日となります。
当てのない予定と思いながら、思い出したのは、沖縄の暑い日差しの下で額に流れる汗が目に入るととても痛いので、目に汗が入らないように、 バンダナをどこかで買う予定がありました。途中買い物をする予定ができました。
当てがないと思っていたのに、片山正喜さんが、気を利かしてくれて、スポーツデポによってくれて、バンダナを買いました。
片山正喜さんのお家に寄って、車を乗り換え恩納村に帰ります。
台風9号の被害をお見舞いする為に、金城正浩さんの畑に来ました。
ビニールハウスのビニールが飛んでしまったので、1日かけて5人かかりで、ビニールハウスのシートを貼り替えたそうです。ビニール代はおよそ3万円かかったそうです。台風の被害は、泣き寝入りで誰にも請求できません。
ビニールハウスが修理出来ると、新たにパッションフルーツの苗を植えています。
もう一つのビニールハウスにはアテモヤを栽培しています。
アテモヤは、森のアイスクリームと言われ、糖度が20度以上もあり、とても甘いのです。アテモヤを使ってアイスクリームが出来るのです。
アテモヤは手間のかかる作物で、花が咲く頃後一つ一つ受粉しやすい様に、芽を調整してあげるそうです。
アテモヤの市場価格は、パッションフルーツの市場価格よりも、高いそうですが、その訳は、アテモヤのお世話の方が、パッションフルーツのお世話よりも、手間がかかるようです。
金城正浩さんの台風お見舞いをした後、次は山城興善さんの畑に行きます。
山城興善さんの畑に、松葉博雄が植えさせてもらっているバナナの木の台風被害の様子を見にいきました。
やはりバナナは、台風の風で倒れていました。しかし奇跡的に1本のバナナの房が残っていました。
これが太って収穫が出来るようになるかどうかは、現在時点では分かりません。今はまだ、細いバナナです。
バナナは多くの養分を必要とするので、肥やしを良くあげないと実が大きくなりません。
山城興善さんの畑も、苦瓜が全部、台風で飛んでしまったそうです。地物の冬瓜は収穫できたようです。
一般的に地に張っているようなものはなんとか免れて、つるが張って上に登っているようなもの、あるいは高い木になっているようなものは、ほとんど駄目だったようです。
瓜が実っているので持っていきなさいと言っていただき、瓜を頂きました。
これは、ピーナツで試験的に植えているそうです。収穫は11月頃です。
名無しの権兵衛くんは、今回は首輪を外されて自由に歩けるようになっていました。
当てのない事とはどんな事なのか、もう一度考えてみれば、無計画・空頼みの事です。
名無しの権兵衛くんは、当てがない生活をしているでしょうか。いいえ、名無しの権兵衛くんは、畑泥棒から作物を守り、山城興善さんから褒めてもらって、ご褒美をもらう、ちゃんとした計画があります。
2011年8月16日(火)