伊是名島の菜の花畑を、サイクリングをしながら、伊是名城跡まで走りました。
伊是名島の名所巡り:玉御殿(たまうどぅん)と伊是名城跡 第127回沖縄訪問(15)
伊是名島のゆるやかな坂を、
慣れない自転車で筋肉痛覚悟で
アップダウンしながら、
伊是名城の方を目指していると、
ロケマップを見つけました。
ロケマップは③の「大きなガジュマル」です。

周りをきょろきょろ見回しても、
大きなガジュマルが見当たらないのです。
自転車を停めて、
林の奥の方に入っていこうかどうか、
片山正喜さんと相談して、止めときました。
次の名所は、シラサギ展望台です。
ここもすばらしい所です。

海ギタラ、陸ギタラ、
マッテラの浜を含む辺り一帯を、
二見ガ浦海岸と呼んでいます。

こんな自然が残っている所なら、
ちょっと水温があがって海に入れるようになったころ、
一週間でも10日でも、
海に入っては昼寝して、
海に入ったらご飯を食べて、
夕方になったら美味しいお酒を飲んで、
伊是名島の海を堪能したいなぁと言う話になりました。

私の希望は、更に広がります。
波の静かな海の穏やかな日に
、こちらの浜辺から泳ぎ始め、
向こうの屋那覇島まで泳いで渡りたいなぁ。
泳ぐだけでなく、
途中はシュノーケリングをしながら
屋那覇島をゴールにして、
浜辺に着いたら一息つけるように
誰かが待っていてくれたら、いいのになぁ・・・と、
頭の中は、夏の海のモードになっています。

海に入らないのは、
もったいないほどキレイな海で、
このまま帰るのは未練が残りそうな
自然の中の穏やかな日です。
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ここまで来た記念に、
せめて写真でも残して置きましょう。

伊是名島が、島中をあげて応援するのが、
毎年10月のトライアスロン大会です。
この辺りのコースは、
自転車のコースになっていそうです。
トライアスロンをミニ体験したつもりで
自転車を漕いでみれば、
なんとなく遠くから応援が聞こえてきます。

ギタラ展望台から、
リーは伴走している自転車に乗せてもらっています。

サムレー道は、旧街道です。
これは入り口を見るだけで、中に入ってません。

サムレー道とは、12,3世紀の戦後から、
島を一周する道ができるまで、
長期にわたり元島と伊是名島南西部を結ぶ
唯一の生活道路の跡です。
サムレーとは、
この道に並べている石が、
武士の足跡に似ていることから、
サムライ→サムレーと
呼ばれるようになったそうです。

伊是名城の跡に来ました。
伊是名城は、第一尚氏の先祖にあたる
佐銘川大主が築城したと
伝えられる小さなお城です。
沖縄県指定史跡にもなっています。

伊是名島には、
島を回ればどこにも菜の花が咲いて、
とても暖かそうです。
これなら、退職した中高年層が
憧れて寄ってくるのも、無理がありません。

伊是名城の石段の側まで寄ってみると、
それ程規模の大きなお城ではありません。
伊是名島で、戦争がそれ程大きかったとも思えず、
お城はシンボル的な意味だったかもしれません。

伊是名玉御殿(たまうどぅん)を過ぎると、
次の観光名所は、仲田港まで海沿いの浜辺が続き、
浜辺に沿って細い畑が連なり、
畑にはのどかな菜の花が咲いています。

畑の作物は、集約的に
あれこれ栽培されているものの、
きちんと収穫までしていない畑もあります。
盛りの時期を過ぎると、
作物は、花を咲かせて、種を残して、
その世代を終わってしまいます。
11年2月22日(火)

