沖縄で話す家族の絆 第80回沖縄訪問(16)

沖縄で話す家族の絆と、2人の出会い。「そんな話、聞いたことない」
【沖縄の海、空、花、自然と素晴らしい人たち その16】

 

海水浴に瀬底島に行き、少し日焼けをしたようで、なんとなく皮膚が引きつるような心地よさを抱いて、前兼久に帰ってきました。

夕方になると、花も店じまいする花があります。

朝顔や、ハイビスカスの花は、一日の命で、朝咲くとその日の夜には花がしぼんでしまいます。

「朝日会の今夜のメンバーは、誰でしょうか?」と考えながら夕闇の迫る恩納漁港にやってきました。

夕闇の迫る恩納漁港

東シナ海に日が沈み、周りが昼の顔から夜の顔に変わろうとしている瞬間です。

夕闇の迫る恩納漁港

山城興善さん、冨着勝弘さん、登川喜永さん、片山さんと今夜も楽しいビールをいただきました。

金城千賀子さんが、松葉博雄の奥さんを誘って、一緒に金城家でお料理を作ることになっています。

松葉博雄の奥さんは、電話で金城千賀子さんに今夜使うトンカツのお肉をお願いしていました。

普通、誘われたら、お肉は自分で持っていけばいいのですが、電話で連絡をし合っていたときは、瀬底島の方にいたので、トンカツの食材を購入するお店がなくて、つい、金城千賀子さんに食材の買い物まで頼んでしまいました。

その代わりに、トンカツを揚げる前の、下ごしらえとして、卵を溶いて、パン粉を衣に付けるのは、松葉博雄の奥さんの役割とさせてもらいました。

クレアちゃんと伊音ちゃんは、今夜もアンパンマンのビデオを見てはしゃいでいます。

神戸から持ってきた食材は、お寿司の素です。これを炊き立てのご飯に入れて、混ぜると、あら不思議、難しいばら寿司ができるのです。

バラ寿司

前回のばら寿司の好評に答えて、アンコールとなりました。

金城正則さん、金城千賀子さんと次男の金城正道さん、奥さんの金城伊吹さんと伊音ちゃん、そして、利絵ちゃんとクレアちゃんと松葉博雄と奥さんで、今夜の夕食を楽しんでいます。

今夜の話は、松葉博雄と奥さんの馴れ初めの話から始まりました。

これがおもしろいのです。みなさんが「へぇー」と驚くと、また調子に乗ってその先を話してしまいます。

次は、金城正則さんと千賀子さんの馴れ初めです。

これもおもしろいのです。このホームページに全部書きたいぐらい面白いのです。

側で聞いていた息子夫婦が、「そんなん、まだ聞いていない」と身を乗り出して、話を聞きだそうとしています。

今日のクレアちゃんと伊音ちゃんは、昨日のように泣いたりはしていません。

2人とも大変ご機嫌です。

こうして、家族の出会いの始まりである、そもそもの2人の出会いの話を聞きだすのは、なかなか難しいのです。

金城家

普段、誰にも言っていない話を、無理なく話題にしていくには、お互いの気心が良く分かり、相手のことを本当に知りたいという、関心が伝わらなければ話してくれないのです。

金城家

お腹一杯トンカツとお寿司をいただき、ビールも覚えていないほど飲んで、今夜はこれでお邪魔します。

明日は、神戸に帰るとなると、なんとなく、お別れの夜のような寂しさを感じます。みなさんは、家の外まで見送りしてくれて、松葉博雄と奥さんは、歩いてホテルに帰っていきます。

 

2006年10月11日(水)

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