恩納漁港の魚の競り 第78回沖縄訪問(6)
沖縄県の真栄田岬の海は、海の幸をもたらしてくれて、恩納漁港では、魚の競りが行われいます
【団塊世代 「憧れの移住先」トップ 沖縄に住むを体験 その6】
夢中になって遊んでいるときは、時間が経つのが早くて、逆に、しんどいことをしていると、時間が経つのが遅いので、足して2で割れば丁度いいくらいです。
真栄田岬から恩納港に帰ってくると、まず、ベタベタする潮気を真水で洗い流して、気持ちをさっぱりと、陸モードに切り替えます。
ウエットスーツも水洗いして、潜水道具も水道水で洗います。今回活躍した水中カメラは、メーカーの説明書によれば、使った後、15分ほどは真水に浸けて、潮抜きをするようにとのことです。
恩納漁港を通りかかってみると、丁度、魚の水揚げをして、卸屋さんが集まって、競りをしていました。朝、11時の競りです。
沢山の仲買人が来て、競りをしながら、魚を競り落としています。今朝、水揚げされた魚は、かごに入れられて並んでいます。
ハリセンボンの大きな魚、2倍はありました。タコもあります。
仲買人の元気な声で「1000円!1200円!1300円!」と、どんどん競りをして上げていきます。
競りに賭けられている値段を見ると、こんな値段かと思うような値段で落とされています。
競り落としている仲買人の人たちは、水産会社の人たちで、あちこちから集まって魚の卸市場を買い集めていっているようです。
仲買人の人たちは、競り落とした魚を冷蔵設備のあるトラックに移して、次の魚市場に向かうか小売り店に回って、魚を卸して回り、その後、私達が買い物に行く小売店に回ることになります。
競りを見た後は、ホテルに帰ってちょっと休憩です。
今回、第78回沖縄に来て、恩納村前兼久の地域の皆さんのお話の中には、家族のお嬢さんが結婚するという、おめでたい話を聞きました。
その一方で、大切な家族の方がお亡くなりになったという、さみしいお話も聞きました。良い話も良くない話も、抜けるような青空と、透き通るような珊瑚礁の海に囲まれた、同じ地域で、同時進行的に起きていました。
2006年8月14日(月)