沖縄恩納村で赤穂市坂越の生カキをフライに 第74回沖縄訪問(2)
【第74回沖縄訪問:沖縄県恩納村 朝日会、海ぶどう、東村ヤンバルツアー、慶良間ホエールウォチング その2】
2006年3月6日の沖縄恩納村朝日会です。
朝日会では、松葉博雄が来ることが伝わっていましたので、皆さんが歓迎してくれています。
マヒマヒ号の松田薫さん、登川喜永先生と、ビールで乾杯です。テーブルの上にあるお皿は、伊江島の島らっきょうです。鳥取砂丘のらっきょうは楕円形ですが、島らっきょうはネギのような細長い茎で、これを茎と少しだけ丸くなった根っこの部分を一緒に食べます。
今日のお刺身は、朝日会のメンバーが恩納村の海で捕ってきた魚ではありません。近くの魚屋さんで買ったお刺身でした。
大きな鍋で煮ていたものは、じゃがいもでした。じゃがいもを茹でて、バターを塗って食べています。朝日会のメニューは、当日でなければわからない、持ち寄りのメニューです。子供の頃の話ですが、横綱の若乃花が、北海道の港湾労働で働いていた時、食べていたおいしいものは、北海道のじゃがいもを塩茹でしたまま、何もつけないで塩味で食べたじゃがいもだと書いていたことを思い出しました。
饒波棟重さん、崎浜政秀さん、冨着信常さんに混じって、本土の群馬県から来ている女性の藤井さんがすっかり朝日会にはまっているようです。
藤井さんが沖縄に来る目的は、ダイビングです。沖縄の恩納村の海にすっかり魅せられているようです。
金城さんのお台所を借りて、これから金城千賀子さんが大好きなカキフライを作りに、金城家に向かいます。
前回2月に金城千賀子さんから聞いた話では、広島にバレーボールの応援に行ったとき、広島のカキをフライで食べたときの感動を聞きました。
そこで、そんなにおいしかったのであれば、今度は広島でなくて、沖縄の金城家の台所で、カキフライを再現しようと企画しました。
今日、2006年3月6日に神戸で買った赤穂の坂越の生カキを持ってきました。これは今日、神戸から持ってきた新鮮なカキです。
これを油で揚げます。金城正則さんの台所を借りて、金城千賀子さんの協力を得ながら、松葉博雄の奥さんがこれからカキフライを揚げていきます。
熱々のカキフライが出来上がりました。さて、このカキフライは広島で食べたあの感動を再現することができるでしょうか。
テーブルに出てきたメニューは、カキと並んで、この沖縄県恩納村で育った海ぶどうサラダです。海ブドウは、暖かい沖縄で、今頃出荷する海ぶどうが一番おいしいそうです。
ところが、沖縄で一番よく売れる時期は、本土から観光客がやってくる8月ぐらいです。この3月頃に食べる海ぶどうが一番おいしい時期なので、プリンプリンとした舌触りと、ややオリーブのような油性のとろける味覚を楽しみました。
海ぶどうは、みそ汁にも入っていました。熱いみそ汁に海ぶどうがしばらく浸かっていると、海ブドウの膨張した張りは時間とともに萎んでしまうので、みそ汁の海ぶどうは早く食べた方がいいようです。
仲程学さんは、松葉博雄がインターネットを見ない皆さんのために、朝日会のホームページをプリントしてきました。この朝日会の記事を仲程学さんは、読んでいます。
仲程さんは、明日は成人病検査を受けるので、今夜の食事は制限があるようで、せっかくのおいしいカキフライを味わうことができるか、少し問題があるようです。この後、金城正則さんの息子さん夫妻とお孫さんがやって来て、どんどんにぎやかになっていきます。さて、沖縄で揚げた兵庫県赤穂市坂越のカキはどのような評価を受けるのでしょうか。
2006年3月6日(月)