恩納村のたこ焼き屋さん「たこやっきー」の繁盛 第73回沖縄訪問(10)

【第73回沖縄訪問:神戸空港から沖縄へ 神戸から沖縄が近くなりました その10】

午前中にプレーしたゴルフから帰って、金城正則さんのお家で団欒をしている時に、最近、沖縄県恩納村で人気の出ている、たこ焼き屋さん「たこやっきー」のお店の事が話題になりました。そこで、この際、流行る様子を見に行くことになりました。

沖縄たこ焼き

雨のなかですが、食べることとなると話はまとまり、金城正則さんご夫妻と松葉夫妻の四人で車に乗り、少し離れた万座ビーチの近くにある、たこ焼き屋さん「たこやっきー」に行きました。

沖縄たこ焼き

たこ焼きを焼く店の主人と奥さんの二人の顔は、たこ焼きを毎日焼くことで、たこ焼き器に注いだ粉汁を、ピックでぐるぐる回す作業に、もう腕が疲れたという感じです。

沖縄たこ焼き

国道58線の路肩にお客さんの車が止まって、付近の交通渋滞を引き起こしているようです。店に入ってみると、警察官の強い指導を受けている様子が分かる張り紙がありました。

沖縄たこ焼き

4時からオープンします。4時を少し過ぎた時間でしたが、今すでに4人のお客さんが店にいて、このお客さんの後に焼くので、今注文したら40分程かかると言われました。

これでは路上停車の時間がますます長くなることになります。この予想もしなかった問題は、たこ焼きを焼くのに時間がかかるからです。

沖縄たこ焼き

松葉博雄の経験では、たこ焼きのホンワカとしたや柔らかさと食感としてのフワフワ感は、メリケン粉を薄くして焼くと出てきますが、濃度が薄いほど球形に形を整える、うまくたこ焼きらしくするには時間が相当かかります。

もし、濃度を濃くしてたこ焼きを焼けば、焼き上がりも、球形の形を整えるのも早く出来ます。しかし、これでは味が落ちてしまいます。したがって、濃度を薄くしないとふわーっとした感じにはできません。

沖縄たこ焼き

美味しいたこ焼きを作るためには水に近いほど薄く、メリケン粉を溶くことになります。そうすると焼き上がりの回転は遅くなり、何度もひっくり返さなくてはいけません。

沖縄たこ焼き

それで、ピックをイライラするほどかき混ぜて、形を整え、時間を掛けて焼き上げることになっています。

沖縄たこ焼き

雨の中をわざわざ遠くから買いに行ったのにも関わらず、あまりにも忙し過ぎて、夫婦とも疲れきった顔で仕事をしています。

後から来たお客さんにも、雨の中を行列と作って待ってる人に対して愛想のない対応をしています。

沖縄に10万円あれば住める、暮らせるということでマスコミに紹介されたために、ゆっくり広がる告知が一気に広がったのか、行列ができて、それに店側がついていけてないのではないかと思います。

沖縄たこ焼き
2006年2月19日(日)沖縄で、楽しく、しかも安定して移住生活をすることは、思った以上に隠れた問題があるようです。

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