黒い雨雲が空を覆っています。大雨になれば、前兼久のハーリーは中止になるかもしれません。
ハーリー祭は、海の神様への感謝のお祭りです。ハーリー祭は、神へのお祈りから始まります。 第147回沖縄訪問 (6)
今日はハーリー祭です。6月1日ハーリーの日です。気になるのは、お天気です。朝7時頃目が覚めて、外を見てみると、まだ薄暗く、夜が明けていない状態です。
7:30頃になると、明るくなってきました。しかし見えてきたのは雨雲です。大雨をもたらしそうな、黒い雲が近づいてきています。
8時頃食事の用意です。今朝はおかゆです。おかゆと味噌汁が朝ご飯です。熱々のおかゆを頂くと、身体が温かくなってきました。
8時半頃になると、霧雨のような、細かい雨が降っています。さあ、今日は、ハーリーは実行されるのでしょうか。
ホテルの上層階から、望遠鏡で見てみると、前兼久漁港に人は集まって来ていますが、まだ沢山の数ではありません。朝日会にも人影が見えますが、そう沢山はいません。
ホテルを出て、前兼久公民館の方に向かっていると、向こうからハーリーに出場するメンバーの皆さんが、行列でこちらへ来ています。
どうやら、鎮守の杜に安全祈願のお参りに行く途中のようです。中に顔見知りの人が何人かいて、松葉さんもいらっしゃいと言われました。
ハーリーの衣装を着ている人は、なんだか強そうな、屈強な感じに見えてきます。
ハーリーの衣装を着ていない、お揃いのTシャツを着ているチームのメンバーもいます。
朝日会の方に先に行ってみることにします。朝日会では、宇室久美子さんが、献身的にお料理を作ってくれています。
宇室久美子さんの働きに対して、周りの男性は、松葉博雄を含めて、見ているだけ、食べているだけ、飲んでいるだけで、役に立っていません。
9時を回ると、ハーリー祭のセレモニーが始まりました。グラウンドの方の海の神様にも、先ほどのチーム一行が、安全祈願のお祈りをしています。
来賓の挨拶は、恩納村の村長、志喜屋文康さんです。
梅雨の時期は雨が多くて、前兼久のグラウンドの芝生はとても綺麗に輝いています。
そして最後の締めは大会実行委員長の前兼久区長、金城正則さんのご挨拶です。
朝日会のテントに、セレモニーの声が届いてきます。しかし、セレモニーの大会本部は、かなり離れているので、どんな様子かはわかりません。
2014年6月1日(日)