沖縄の北部振興政策は、内地の企業の誘致もしています。
沖縄の食事の量は、とても食べきれないほどの、沢山の量です。 第143回沖縄訪問(26)
辺野古の浜辺を見た後は、この近くの「名護市マルチメディア館みらい3号館」に来ました。ここは、NDA(名護市経済特区開発機構)が管理する施設です。
松葉博雄は、2011年6月に、この名護市マルチメディア館みらい館に来ています。
沖縄が雇用拡大のため、内地の企業を招聘して、こちらで働く場所を作ってもらうために、内地企業に特別の条件で、投資を呼びかけている場所です。
潮が引くと、砂地が出る、遠浅の浜辺に来ました。ここには、海の生き物にとって、住みやすい環境があります。また、空から飛んでくる鳥にも、海の幸があります。しかし、アメリカ軍にとっても、ここから上陸用のキャタピラーを使えば、すぐにキャンプ地に入れます。
13号線を通って久志区を抜けて、加知味崎の方まで来ました。この辺りは、護岸整備が行われている地域です。
護岸工事の総事業費は3億2千3百万円、事業の主体となるのは、沖縄県北部農林水産センター 農業水産整備課です。
期間は平成20~25年までということなので、5年費やした護岸工事も、予定通りに進んでいれば、整備事業が終了するのは、もうすぐということになります。
279メートルと161メートルで、合計440メートルの区域を工事中です。沖縄県北部農林水産センターは農林水産省の出先機関なので、この工事にかかる費用は、税金から出ています。
引き潮で潮が引いています。この自然も、軍事施設として目が向けば、自然はたやすく壊れてしまいます。
浜辺に出ると、外国人用の賃貸住宅が建っています。
バナナの木なのか、芭蕉の木なのか、ここは沖縄と思わせる、緑豊かな植物が、生い茂っています。
入り口を探し、また浜辺に下りてみます。浜辺では、家族連れが、海水浴を楽しんでいました。
ドライブをそろそろ終えて、国頭郡金武町の和泉食堂に来ました。和泉食堂は、安くて、美味しくて、量がたくさんあることで有名です。
「てびち そば 中味」の表示が目に付きます。ここは沖縄料理のメニューが多数あり、地元の住民にも支持の厚いお店です。壁に書かれているように、てびち煮付が人気なようです。
中に入ると、あまり混雑していないようで、ほどなく席に着けました。
窓からは金武湾が眺められます。今日は雲が出ていて、海の色があまり綺麗に見えません。
ビーフチャーハン 750円を注文しました。「ビーフチャーハンセット」ではないですが、ビーフチャーハンを頼むと、アーサー汁と、サラダが付いてきます。
アーサー汁は、主役のビーフチャーハンよりも、脇のメニューにも関わらず、丼一杯に並々に入っています。しかし、チャーハンの方もなかなかのボリュームです。
片山正喜さんは、ガーリックステーキ定食 1200円を注文しました。ガーリックステーキ定食には、ソーキそばとサラダも付いてきます。
ガーリックスライスがたっぷり入っています。スタミナが付きそうです。
ソーキそばに、てびちが乗っています。松葉博雄のように、あまり沢山食べるより、生ビールがいい人には、とても食べきれる量ではありません。
店内に、「わんちゃんに! ほねご利用の方、申し出てください」という手作りのポスターが貼られていました。人気メニューてびちに使われた肉の骨ガラの、再利用でしょうか?
アメリカでも、食事が余ると、持ち帰りに、ドギーバックと言って、犬の居ないおうちでも、犬のために残り物を持って帰るという、暗黙の了解ルールがあります。沖縄でも、余り物は折りに詰めてくれます。
2013年6月16日(日)