沖縄の飲食店では、驚くほどの量があります。
沖縄の飲食店の料理の量は、中国文化の影響ではないかと思います。中国のおもてなし文化では、もうこれ以上食べられません、というほど、食事を勧めるのがおもてなしになります。 第143回沖縄訪問(20)
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートホテルを出て、そろそろ昼食時です。お昼ご飯は松田光正さんと、うるま市のパヤオの店でお刺身をいただきます。
お刺身定食といってもお刺身だけではありません。魚汁、天ぷらもあります。
沖縄の一食分は、内地に比べると、その量の多さに驚きます。これは中国の文化の影響だと思います。
お客様に、お腹いっぱいになるまでご馳走するのが、中国の文化です。内地では、刺身定食なら、今日のお刺身の半分以下の量だと思います。
松田光正さんは、沖縄の外食に慣れているので、お刺身定食を全部食べ、さらにご飯のおかわりがありました。これには驚きます。
天ぷらは、もう手が出ません。持ち帰りにしてもらいました。
ご飯をいただいて、今度はこの辺りの周りを、ぐるぐる回ります。うるまの街です。
ニトリに行きました。ニトリではゴザを買うことになります。欲しかったのは、籐の敷物です。籐の敷物があれば、買って帰りたかったので、そのためには乗用車では運べません。
松田光正さんの車は、四輪駆動の車なので、後ろの窓を開けたら運べると思い、ニトリにいってみました。しかし残念ながら、ニトリには、籐製品は、全く扱われていませんでした。
途中恩納村の畑をぐるぐる見て回りました。
無人販売所がありました。夏野菜は、驚くような安値で売られています。
畑ではさとうきびを植えている人がいました。さとうきびがどんどん大きくなりますが、収穫するまでは作業が大変です。
山城興善さんの畑も見て回りました。
恩納村の海を見て、次は山の畑にも行きました。山城興善さんの畑にも寄ってみて、バナナの生育を見てみましたが、昨年の台風の後、新しい茎が出て、目下育成中です。
山城興善さんの畑ではゴーヤがたくさんなっていました。
ホテルから見る景色は、とても空気が澄んでいるので、今日は伊是名島まで見られました。
そして、遥か遠くに少しだけ、ホテルモントレの上から少しだけ、伊江島が、ほんのわずか見えました。
まもなく日が沈む時間になってきます。これから、皆さんが朝日会に集まってくる頃です。私も朝日会に行こうかなと思います。
恩納村の夕焼けを見て、ホテルのテラスからは朝日会のテントが見えます。そろそろ、朝日会に出かけます。今日は誰が行っているのでしょうか?
朝日会のテントでは、最近は、海に行く人が少なく、以前のように、海の幸がテーブルに出ることが少なくなりました。何か食べようと思うと、朝日会の二次会があり、山城亭でいただくことになります。
ホテルモントレでは、明日は招待客だけのオープニングセレモニーがあるそうです。そのため、今夜の山城亭には、その関係者の方も来られていました。
朝日会でよくお会いする、さんちゃんがやってきました。
山城亭でも、一つのオーダーには、内地に比べて沢山のボリュームが盛られています。いつもながら、料理人の金城さんの、飾り付けの腕に驚かされます。
山城亭には、前兼久の土地の人と、近くのホテルから流れてくる、観光客の人たちが混じり合って、時々は一緒に飲んだり、一緒に話したり、一緒に歌ったりすることがあります。
三線の音が入ると、座が盛り上がります。観光客の中からリクエストが出たのは『19の春』です。
一緒に合いの手を入れるのは、山城亭の女将さんです。山城亭の女将さんは、とても客あしらいがお上手です。
山城亭でも、たくさんビールと泡盛を飲んで、そろそろホテルに帰ります。
ホテルのテラスから見る前兼久は、ここが沖縄のリゾートホテルが集まる、リゾートであることが分かるほど、ネオンが輝いています。東シナ海の向こうには、月が輝いています。
2013年6月14日(金)