旗は合図です。旗が出ているのが見えれば、ここにいる、というのが一目で分かります。
旗は合図です。旗を出す行為が「在宅の合図」になります。掲げるものが、旭日旗や吹き流しなら、加えて縁起の良い合図になるでしょうか? 第143回沖縄訪問(8)
前兼久の空は、今日は曇りです。一人で沖縄に来ると、食事は自分で作ることになります。
朝起きると、冷蔵庫の中をあらためて、ある素材の中から、朝ご飯を作ります。
冷蔵庫の食材を見て決まったのは、うなぎ丼と、豚汁です。では料理に取りかかります。味噌を鍋の湯に溶いて、味噌汁を作っていきます。
豚肉は、長いサイズを4センチ程度に切りそろえて、別の湯で、軽く湯通しをして、脂っ気を少し除いて、その後、味噌汁の鍋に豚を入れると、豚汁になります。もやしとお豆腐も入れます。
ウナギは、冷凍ウナギを使います。解凍は、ご飯を炊いて炊きあがったとき、頃合いを見計らって、ご飯を蒸しているときに、冷凍ウナギを入れて、また蓋をして、ご飯を炊く余熱で解凍しました。
みんな食べたがる、松葉博雄のおいしい朝ご飯ができました。
ちょっと、手を抜いたのは、もやしの根のヒゲを抜いていないことです。もやしの根のヒゲを抜くのは、かなり根気と手間がかかるので、この作業は松葉博雄には向いていません。
ウナギを解凍して、ご飯の上に乗せ、上からウナギのタレをかけると、ウナギ丼のできあがりです。ウナギと食べ合わせが悪いのは、梅干しです。
紅ショウガがあったのですが、これも、シソから作っているので、梅干しに近いことから、一緒に食べるのは、思いとどまりました。
朝ご飯を済ませると、早速行動です。朝10時くらいの約束で、片山正喜さんが迎えに来てくれることになっています。今日はヤンバルの方に行くことになっています。
お天気が良ければ、泳ごうと考えていました。海に入るのが楽しみです。これから片山正喜さんの車で、ヤンバルに向かってドライブにいきます。
向こうに見えるのは、お邪魔虫のホテルモントレの建物です。視野欠損のように、景色が欠損しています。
神戸から持ってきた、滞在を示す合図となる吹き流しは、朝日の旗に代わる、三代目の旗です。
二代目の旗は、旭日旗、祝賀や勝利祈願のめでたい意味合いがあります。
三代目の吹き流しは、鯉のぼりの天辺に付いている姿で知られていますが、魔除けの意味があるそうです。
2013年6月13日(木)