恩納村前兼久漁港では、前兼久ハーリー祭の始まりです。
前兼久ハーリー実行委員会 前兼久区長 金城正則さんから、区民の繁栄と海の安全、豊漁を祈願する伝統行事の開催御礼の挨拶がありました。 第143回沖縄訪問(4)
恩納村前兼久のお天気は晴れです。向こうの、真栄田岬、残波ロイヤルホテルも見えるほどのお天気です。
恩納村の有線放送では、ハーリーの案内が行われています。朝日会からは、昨日、9時に集まってください、と言われています。これから前兼久ハーリーに向かいます。
何だか、体育祭の時の入場門のような造りです。ハーリーは、前兼久にとって、とっても大きなイベントです。ハーリーの組み合わせのプログラムが入り口に掲示されています。
前兼久漁港のハーリーは、近隣の小学校中学校は、授業がありません。ハーリーに参加することで、出席になります。
中央テントでは、前兼久ハーリーの運営本部が設けられています。その脇には、ハーリーに出場する選手たちの控えの場所が作られています。
松葉博雄はハーリーに参加するのはこれで10回目ぐらいでしょうか。
ハーリーの日が、晴天に恵まれるのは珍しいことです。途中で雨が降ったり、雨の中でハーリーが行われることもよくありました。
朝日会のテントの中では、料理が出来上がっています。鍋の中には、マグロの卵や切り身が、野菜と一緒に煮込まれています。
前兼久ハーリー(海神祭)に際しての、御礼の書状です。
前兼久ハーリー実行委員会 前兼久区長 金城正則 とあります。
海神祭に、沖縄の言葉で「ユッカヌヒー」と読みがなが付けられています。
今年も、主催は前兼久ハーリー実行委員会、協賛は、ムーンビーチ・リゾート株式会社です。
沢山の料理を前にして、圧倒されて、ほんのわずかしか食べられませんでした。食べるより、ビールを飲む方に気が回っているからです。
宮入一芳さんが来ています。奥さんは、朝日会の料理のお手伝いをしていました。
いろいろごちそうをいただきながら、ハーリーを見ます。
ごちそうを食べるうち、段々プログラムが進んでいきます。途中、子供たちによる、果物獲得競争もあります。子供たちに、船から海へと果物を投げ入れて、その果物を、競争して取らせる競技です。
沢山料理が出来ている中で、さらに次の料理の準備が進んでいます。
小学生たちが参加する、果物獲得競争は、水難事故を予防して、周りに多くの人がライフジャケットを着て、待機しています。
前兼久の人たちも珍しいと言うほどの、いいお天気です。だんだんハーリーが進んでいき、次はアトラクションです。水上スキーを、普段稽古してる人たちが来て、デモンストレーションをしてくれます
食券があるのでもらってきました。いただいたのは、いかすみ汁です。いかすみ汁を食べながら、アトラクションを見せてもらいます。
水流で立ち上がるシーンもありました。大変微妙な中でのバランス取りです。
ジェット噴射を利用して、空中に立ち上がり、平衡状態を保つのは、難しいと思います。よく練習ができています。
前兼久漁港を取り巻いて、応援のため、多くの村の人たちが集まってきています。沢山の人から注目を浴びると、アトラクションするプレイヤーも、力が入ります。
2013年6月12日