沖縄恩納村前兼久の景観を変えてしまったホテルモントレ沖縄
ホテルモントレの親会社は、消費者金融のアコムです。アコムの出身母体は、神戸の呉服屋さんのマルイトです。呉服屋さんが質屋さんを始め、質屋さんが消費者金融に変わっていった歴史があります。第141回沖縄訪問(6)
ムーンビーチ沖の海は視野欠損のように、右側がホテルモントレ沖縄の高い建物で、見えなくなりました。
一人暮らしの朝は、起きたときから、自分の事は自分でしないといけません。まずは朝ご飯作りです。
毎日、これがないと物足りないのが、お味噌汁です。
お豆腐、わかめ、もやしを入れた味噌汁です。
ご飯は、おかゆを作ってみました。
ムーンビーチ沖を見てみると、ホテルモントレ沖縄の工事は、かなり進んでいます。
晴れた日に見ると、巨大な白い壁のようで、もう海は見えません。
この景観は海が見える事が売り物でしたが、ホテルモントレ沖縄の為に、大勢のお家から海が見えなくなりました。
いくら合法的とは言え、他人の眺望を見る権利を侵害しています。
テレビのニュースでは、名護の辺野古を埋め立てるニュースが流れています。
ムーンビーチホテルでは、沖縄全島から集まる陶器を販売する、やちむん市が行われています。
やちむん市に行ってみることにします。
ムーンビーチホテルの駐車場はいっぱいです。
一番端の方にしか空きはありません。
今日のお天気は快晴です。
駐車場からは、ホテルモントレ沖縄の工事の様子が一層よく見えます。
すぐ近くで、結婚式をあげる為の教会のような設備が進んでいます。
これまで、ひそかなプライベートビーチのような存在だったビーチが、今ではすっかり有名になり、今日も何人もの観光客が来ています。
このビーチにも、ホテルモントレ沖縄の施設が隣接しています。
タイガービーチからムーンビーチまで届く広い敷地です。
25年前に、小学生の息子をこの海に連れて来て、泳ぎを教えた事を思い出します。
ホテルモントレ沖縄の工事の進み方を見ると、海岸線に接してる敷地が多く、まるでプライベートビーチのような使い方です。
沖縄の海岸線を開発から守っていたアダンの木も、ブルドーザーでもぎ取られ、海岸線は裸にさらされてしまいます。
これでは、アダンの林に生息していた、ヤドカリ、ヤシガニなどの小動物は住処がなくなります。
2013年3月22日(金)