行きたくなるのは、心の奥底に残っている思い出に会える所です。
行きたくなるのは、なくしてしまって、行けば会える、思い出探しの場所です。 第139回沖縄訪問(17)
行きたくなるのは、心の中で、ここに行こうと湧いてくる呼びかけです。行きたくなるのは、心の呼びかけに誘われる時です。
松葉博雄の奥さんは、紫外線に当たるとシミが残ると言って、日光を避けています。しかし、日光を浴びなければ、逆に身体のメカニズムがうまく回らないとも言われています。
美容が大事か、健康が大事か、迷うところです。ホテルにこもっていても飽きてきます。
1月2日の午後は、神社にお詣りに行きたいところですが、もう、午前中に前兼久の水神、海神、山神にお詣りを済ましたので、次に、行きたくなるのは、ニトリです。商品の交換に行きたくなるのです。
行きたくなるのは、最初は金城家です。金城家の庭の松は、去年の台風で塩害を受け、葉が枯れてしまっています。生き返るでしょうか。しばらく様子をみてみるそうです。潮水に直接当たったわけではありません。
台風で低気圧になると、海面の水が持ち上げられて雨に混ざって暴風雨に乗り、植物や畑の作物に降り注ぎ、枯らしてしまうそうです。潮の害は怖いものです。やはり塩分は取りすぎないように、ラーメンの汁を最後まで飲まないように注意します。
金城家では、オードブルが沢山あり、これでお昼を食べていきなさいと言われました。
松葉博雄の奥さんは、今朝食べた内地風のおせちをもう一皿作っていて、それを更に盛りつけ、金城家に持ってきました。金城家でも、内地風のおせちを食べてもらいたいからです。
昼食を頂いた後は、ドライブをかねて、ニトリに毛布のサイズ交換に来ました。
行きたくなるのは浜比嘉島です。勝連半島を目指して、海中道路を突き抜けて、美しい沖縄の景色を見ながらドライブです。
海中道路の左右の海は潮が退いて、砂浜の幅が広がっています。行きたくなるのは、白いビーチに青いパラソルを広げた珊瑚礁の海です。この先目指すのは浜比嘉島です。
浜比嘉島に行きたくなるのは、なんとなく、リンリンに似ていたロッキーくんに会いに行きたくなったからです。
浜比嘉島は、浜地区と比嘉地区に分かれています。
港の近くに芝生が広がり、その芝生の一隅に、ロッキー君が「パーラーみなと」の店番をしていました。あのロッキー君は元気でしょうか?
パーラーみなとに来ていますが、お店が無くなっています。
ロッキー君の代わりに、出迎えてくれたのは、沢山のひなたぼっこをしている猫の群れです。
松葉博雄をじっと見つめ、しばらくの間、この人は良い人か悪い人か品定めをして、その後、一匹の猫が、この人良い人だと判断して、ゆっくりとこちらに近寄ってきました。
一匹が近づくと、他の猫も寄ってきます。群れの中に少し上等そうな猫がいました。毛並みもよくて、値段も高そうな、少し上品そうな猫です。
この猫も、松葉博雄のそばに寄ってきて、体をすりつけるようにして座り、もうすっかりお友達のような気分です。何か食べるものを持ってたら、あげたい気持ちですが、何も手土産もなく、失礼しました。
2013年1月2日(水)