沖縄 大宜味村の江洲の花 飲食店は おいしいのは当たり前、リピートがある 紹介してくれる
投稿No:9858
大宜味村の江洲の花は、十割蕎麦のお店です。オーナーは、中島敬さん・中島早苗さんご夫妻です。沢山の天ぷらは顧客サービス 和蕎麦も蕎麦湯も美味しい 大宜味 江洲の花 第183回沖縄訪問記
江洲の花は、
国道58号線から、
坂を上る高台にあります。
58号線沿いに
新しい 道の駅おおぎみ があり、
その駐車場の北の端を
山に向かって登ります。
丘の上のほうに上がっていき、
海から少し離れた場所です。
〒905-1315 沖縄県国頭郡大宜味村大保326-224
電話番号 | 0980-43-3040 |
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営業時間 | 月,火,木~日 11:00~18:00 |
カテゴリ | そば、うどん、沖縄料理、そば(蕎麦)、うどん、沖縄料理、麺類店 |
ランチ予算 | ~2000円 |
たばこ | 禁煙 |
定休日 | 毎週水曜日 |
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特徴 | ランチ |
車で10分程、
江洲の花を探しながら
大宜味村の畑を走り抜けていくと、
途中に案内板もないので、
果たしてこれでいいのか
心細くなりますが、
何度も足を運んでいるので、
間違いはありません。
しかも今回は予約もしてあります。
以前伺った時には
席がいっぱいで、無理を言ってなんとか
入れないかと訊ねると、
蕎麦だけなら提供できるということで
入れてもらったことがあります。
ネットのクチコミで有名になり、
海外からの団体なども来ることがあります。
とても人気があるお蕎麦屋さんなのです。
いつもほど混んではいません。
私たちが来た時には
既に帰ったのか
お客さんがいた形跡があります。
豪雨の日だったのに、
訪れる人が多いのです。
お店の一角に
お野菜や果物の販売もあります。
何が人気なのかというと
1000円で食べることができる
ざる蕎麦セットです。
この値段は以前と変わっていませんでした。
ざる蕎麦にお通しのワンプレートと
揚げたての天ぷらが山ほど出てくるのが
魅力なのです。
天ぷらは、
バナナ、ごぼう、にんじん、ナス、もずく、三度豆、セロリ、
ピーマン、ゴーヤー、パパイヤなど
いろいろな種類があります。
揚がるたびに持ってきてくれるので
いつも食べきれなくなってしまいますが、
食べきれず余ったものは
持ち帰ることができます。
江洲の花では、
お客様がいらしてから蕎麦を打ち始めるので、
お出しするまでに時間がかかります。
その待ち時間を楽しませる工夫として
考えたのが地域で作られた
山菜やフルーツを利用した「天ぷら」です。
多い時で17種類でるという食べ放題の天ぷらは、
メインが蕎麦なのか天ぷらなのかが
わからなくなるほど、たくさん出てきます。
食べきれなかった天ぷらは持ち帰りもOKです。
これは「出かけても常に夕飯を気にかける
お母さんの心配事」を気にかける
早苗さんの優しさから始まりました。
【出典:江洲の花ファンクラブ】
ご厚意に甘え、
パックに入れて持ち帰りました。
この日の晩御飯は持って帰った
天ぷらを使って天丼にしました。
顧客満足で、おいしいのは当たり前
なぜこれほどたくさん提供してくれるのか、
訊ねたところ、
「お店として美味しいのは
あたりまえのこと。
顧客サービスを重要視して、
満足いくまで沢山お出ししている」
とのことでした。
せっかくの天ぷらも
持ち帰ることができるように
しているのも、この顧客サービスなのです。
江洲の花 2011年オープン
江洲の花がある沖縄北部の
大宜味村はそばを植えて、
そば粉を作り村おこしに
取り組んでいます。
その和そばの6次産業化を計画していた
大宜味村の知り合いから依頼を受けて、
中島早苗さんは夫である敬さんと沖縄に帰り、
2011年に「江洲の花」をオープンしています。
2度もの大病を患い、
苦難を乗り越えてきた
奥さんの中島早苗さんのお話は、
過去の記事にあります。
夫の敬さんは度々客席に来て、
お客さんとお話をします。
「どこから来たの?」と訊ねて回るのです。
昔、重たいものを担ぐ仕事を
していたためか膝を悪くして、
立ちっぱなしが辛くなったら
こうしてお客さんと話しているのです。
エスの花のご主人の、顧客満足への考えを聞いて
大変参考になりました。
飲食店は、おいしいのは当たり前だそうです。
顧客満足は、ただ喜んでくれるだけでなく
リピートがある、
知人、友人、WEB で紹介してくれる
この二つがあって完成なのです。