沖縄恩納村 OIST 銅谷賢治教授宅で 手打ちそば 蕎麦つゆは 奥さんの手作りを持参

投稿No:9761

第181回沖縄訪問記 銅谷教授宅で 手打ち年越しそば 蕎麦つゆは 奥さんの手作りを持参

年内の仕事を終え、

その日のうちに、沖縄へ旅立ちました。

今回も、年末年始休暇は沖縄で過ごします。

第181回目となった沖縄の旅行記になります。

毎年のように

年末になると年越しそばを打つので

食べに来られませんかと、

沖縄科学技術大学院大学の銅谷賢治教授と

奥様の銅谷美奈子さんから、

お誘いがありました。

銅谷家の年越しそばは、

100%蕎麦粉で打つ10割蕎麦です。

奥さんは

そばつゆを作って、持っていきました。

そばつゆの味付けは、昆布、みりん、醤油

お酒、かつお、を使って、作りました。

奥さんが、これでいいでしょうかと、

私のところに味を確かめにくるので

その都度、もう少し、みりんをいれましょうとか、

もう少し、甘くしましょうとか、

味付けの指導をしたので、

とても美味しいそばつゆができました。

これをペットボトルに入れて、持って行きます。

タクシーを呼んで、

近くの、銅谷家に向かいました。

お蕎麦と一緒に頂くのは、

美奈子さんが揚げた天婦羅です。

シャンパンと泡盛で、乾杯をして、

ぼちぼち食事が始まりました。

お酒を何杯か飲んでいるうちに

銅谷賢治さんがそば打ちを始めました。

蕎麦粉だけで作る蕎麦は、

水加減が上手くいくかどうかの

決め手になります。

両手の指をまるで

センサーのように蕎麦粉の中に入れて

水の具合を確かめながら、蕎麦粉に

水っけが行き渡るように捏ねていきます。

見てると、小学生の時に経験した、

粘土細工を作っているような手作業です。

ある程度固まってくると

おむすびのような、円錐形の三角形をつくり、

それをテーブルの上に置くと、

麺棒を使ってゆっくりと伸ばしていきます。

毎年蕎麦を打っている銅谷賢治さんは

さすが手際も良く、とても上手です。

そば打ちは、そば粉と水を配合する水回しをはじめに、

生地の延ばし方、切り方、ゆで方、

どれも繊細な仕事が求められるのです。

しばらくすると、

大学院の後輩の方が来られました。

沖縄科学技術大学院大学の山田誠准教授です。

山田さんは、家族皆さんで、

そばを頂きに来る予定でしたが、

小学生のお嬢さんは早く寝ないといけないので

家に残して一人で来たそうです。

銅谷さんが山田さんを呼んで、

蕎麦切りを体験するように進めました。

均等に薄く細く切り刻んでいくことは

なかなか経験が居る作業です。

蕎麦を切るとすぐに茹でて、

そして、ザルに盛り付けます。

そばつゆを入れるおちょこは、

いくつかある中でどれか選んでくださいと、

勧められたので、渋い感じの備前焼のような

雰囲気のある蕎麦ちょこを選びました。

茹でたての蕎麦はとても美味しくて

そばつゆをとも良くなじんだ、美味しい味でした。

ここで、沖永良部島にいる、

片山正喜さんにスマホで電話をして、

今のお蕎麦を食べている状況を伝えました。

もともとは、片山正喜さんの紹介で銅谷家に

読んでいただくようになったので、

片山正喜さんの話は、色々と出てきます。

(過去ブログ:とても美味しい年越しそばになりました。

沖縄科学技術大学院大学は、

修士課程を終えた人が入学してきて

博士号を目指す大学院です。

日本人の比率は、全体の3割で、

7割の方は外国人の留学生です。

授業はすべて、英語で行っているそうです。

一番多い国は、フランスからです。

フランスの文化は日本文化に対して理解が深く

フランスからの留学生が毎年、

たくさん来ているそうです。

私も分野は違いますが、

博士号を習得したので

研究テーマの見つけ方とか、論文の書き方、

査読論文の採択などの話は、良く理解できます。

今、世間では、チャットGPTが

わずか1年の間に急速に普及し、

職場でも、どんどん使われるようになりました。

この人工知能の研究開発は、世界的に見ると

日本の研究レベルは、

どのくらいのレベルにあるのか

とても気になります。

年越しそばを頂きながら、

泡盛を何杯も頂くと

段々と何をしゃべっているのか、

奥さんから注意を受けるほど、

酔っぱらってきました。

たぶんかなり、的外れな話を

したのではないかと思います。

帰りも、タクシーを呼びました。

偶然来たときに、乗せてくれた運転手さんが

迎えに来てくれたので

銅谷家までの道案内は要りませんでした。

歩くと大変ですが、車だとすぐに次の年越しそばを

いただく金城家に着きました。

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