水中写真うまく撮れるかな:久高島の浜辺、久高島の珊瑚礁、久高島の魚介類、久高島の動植物これらは、一切、久高島から持ち出し禁止です。(12)
久高島の水中写真 うまく撮れるかな:久高島の海や久高島の浜辺、そして久高島の珊瑚礁に生息する、久高島の魚介類、久高島の動植物これらは、一切、久高島から持ち出し禁止です。第121回沖縄訪問(12)
水中写真 うまく撮れるかな、
うまく撮りたいな、と久高島に来て、写真を撮る度に思っています。
久高島の酔っぱらいは、一晩寝ると、正気に戻っています。
朝食は朝8時からです。
本来朝食はついていないのですが、内間豊さんの計らいで、
朝食をいただけることになりました。
素朴な朝食です。ご飯、味噌汁、鮭、だし巻き卵、
漬け物、小皿にひじき煮、お茶です。
今日の、一番の取り組みは、シュノーケリングです。
これから、浜に行き、海に潜る間、リーはお留守番です。
満月の日には、潮の満ち引きは大きくなり、潮が引いてくると、
深い水位も、歩いて遠くまで行けるほど、水位
が下がっています。
片山正喜さんと、潮の流れを読み込んで、どっちの方向に行き、
その後どちらの方に流されるかを、打ち合わせ
しておきます。
何しろ、海中に入ると、言葉は交わせないし、5mも離れると、
どこに行ったのかわからないくらい、はぐれてしまいます。
シュノーケリングで危険なのは、全体の分析を忘れてしまって、
目の前の魚や、珊瑚に夢中になり、潮の満ち引
き、方向性、海流の流れを、忘れてしまうことです。
久高島の、珊瑚礁の群れは、自分を忘れて、
珊瑚に夢中にさせるほどの美しい海です。
足のひれを、ばたばたさせながら、両手には水中カメラを構え、
瞬間に替わっていく、魚の群れを追いかけて行きます。
人が近づくと、警戒して、美しい魚も、
珊瑚礁の穴やくぼみ、岩陰に隠れてしまいます。
こんな時に、何か、魚をおびき出す、
美味しいえさがあれば、よってくるのですが、
生憎と、食べ物を持って来ていません。
そこで、魚がよってくる、自然の中からえさ作りをします。
ウニや、貝をみつけ、岩でたたいて、
外殻を砕いて、そっと海の底に沈めておくと、警戒しながらも、
小魚からやってきます。
小魚が、えさをついばみ始めると、少しずつサイズの大きい魚がやってきて、
今までの小魚を威嚇して追い払い、
次は自分が美味しいものを食べようとしています。
この辺は、ビジネスと一緒で、少し上手く行くようになると、
資本を持っている大手がやっってきて、市場を奪ってしまいます。
2010年8月26日(木)