「何かを始めるには、今日より早い日は無い。」経営学の講義 社長メッセージ:(2007年6月号)
「何かを始めるには、今日より早い日は無い。」
兵庫県立大学で経営学の非常勤講師を務めていた時のことです。
講義の中で、「何かを始めるには、今日より早い日は無い。」と学生の皆さんに呼びかけました。
何かを始めるという意味は、経営学の講義なので、事業を始めることを意味していました。
ビジネスを始めたいと思う気持ちがあれば、一日でも早くビジネスの準備を
始めた方が良いと話しました。
学生の立場なので、学校をやめて独立しなさいと言う意味ではありません。
経営にはマーケティング理論や会計知識、財務知識などの多くの知識が必要です。
その知識の吸収からでも、速く始めたら良いのです。
講義のあと講義の感想文をいただきました。
感想文では、「何かを始めるには、今日より早い日は無い。」が強く印象に
残ったという意見が多く寄せられました。
この事例を思い出して、今月の社長メッセージ、社長の言葉に書きました。
「何かを始めるには、今日より早い日は無い。」
何かを始めるには、今日より早い日は無い。 何かを始める、例えば趣味、スポーツ、おけい古事などを始めるのは、 一日でも早い日が良いと思います。 そう考えて、研修を何年も前から始めました。 合宿研修は、例年、蛍の飛び交う6月頃行っています。 少しずつ研修の効果は明らかに成りつつあります。 アンケートハガキでの反応でも、 研修の成果が認められる顧客の声が届いています。 研修の成果は、二次的効果を生み、 先輩社員が後輩社員へ学んだ事を伝えられる段階に来ています。 今日より早い日は無いと考えて、スタートをしてみて下さい。 顧客サービスに関する事や、従業員満足につながる事は、 サービスのイノベーションと成ります。 早く気が付き、早く取り組み、早く始める事を期待しています。 2007(平成19)年6月25日 |