たつの市の綾部山梅林 春を告げる播磨灘の眺望に「ふるせ」を帰りに買いたくなりました

たつの市の綾部山梅林 春を告げる播磨灘の眺望 綾部山梅林へ近隣ツアー(1)

たつの市の綾部山梅林 春を告げる播磨灘の眺望

定休日の今日は、梅を見に行くことにしました。

明石サービスエリア

自宅の近くからは、岡本の梅園、須磨浦公園の梅園がありますが、

これでは物足りないので、たつの市の綾部山梅林へ行く事にしました。

明石サービスエリア

阪神高速の明石サービスエリアで12時をまわったので、

渋滞中ということもあり、綾部山に着く前に、

レストランで昼食を取ることにしました。

明石サービスエリア

レストランの入り口では、自衛隊の制服を着たグループの人たちが、

見本を見ながら、何にしようか、選んでいるところでした。

明石サービスエリア

奥さんは、自衛隊の人たちの昼食費は、自腹か公費か、

松葉博雄にどちらかと尋ねるので、私も分かりませんし、

聞きに行くわけにもいかず、謎のままです。

明石サービスエリア

サービスエリアでは、お土産品も置いているので、

明石だと干しタコ、昆布ちりめん、鰹節、白魚わさびの瓶入りを、

保存食用に買っておきました。

明石サービスエリア

明石サービスエリア

明石サービスエリア

ちょうど昼食の時間帯でしたが、

レストランの賑わいは、少ないと感じました。

明石サービスエリア

姫路を過ぎて、中地ランプで地道に降りて、

国道250号線に沿って、西に走ると、山陽電鉄網干駅を過ぎた頃、

御津町に入り、新舞子海水浴場に着きました。

新舞子海水浴場

もてない男と、冬の浜辺には、若い女の子はいません。

もちろん、男も子どももいません。

新舞子海水浴場

感心したのは、2月の寒い時に、

ちゃんと夏の海水浴シーズンに備えて、

松林の松の剪定をしていることです。

新舞子海水浴場

クレーン車のワゴンに乗った、植木職人の人たちは、

松の葉をひとつひとつハサミを入れて、

枝振りの良い松の姿に仕立てています。

新舞子海水浴場

少し高台に登ってみます。

新舞子海水浴場

見晴台の眺望は、播磨灘が一望できます。

播磨灘が一望

淡路島、家島、小豆島などが見えています。

播磨灘が一望

最近の新聞で、瀬戸内海の小さな無人島の通称「三ツ子島」を、

中国財務局が競売したところ、なんと、たくさんの応募があり、

無人島ながら、1億円以上の価格で落札された記事を思い出します。

播磨灘が一望

小さな島でも、自分の島を持ちたいという気持ちが伝わってきます。

綾部山梅林へ近隣ツアー(2)

播磨灘が見える高台から降りて、次に目指す方向の綾部山梅林に向います。

梅が咲く頃の日曜日だと、駐車場はうんと遠くまで離れてしまいます。

綾部山梅林へ

今日は、平日なので、綾部山梅林のすぐ側まで車を寄せることが出来ます。

綾部山梅林へ

その途中に、菜の花畑があり、両脇の側道に、

車を停めて、皆さんが、菜の花を摘んでいます。 

綾部山梅林へ

松葉博雄も、菜の花が欲しくなり、同じように側道に車を停め、

菜の花の近くに行ってみました。

綾部山梅林へ

勝手に採っているはずがないと思っていたら、

やはり畑の隅の方に「ルールを守ろう」と書かれた掲示がありました。

綾部山梅林へ

1枚100円のビニール袋を買えば、

菜の花を摘んでも良いというルールです。

綾部山梅林へ

無人のコインボックスに100円を入れ、

ビニール袋を1枚頂き、菜の花畑に降りていきます。

綾部山梅林へ

少し足下が緩く、ぬかるんでいるので、

立派な靴だと大変汚れてしまいます。

綾部山梅林へ

土の硬そうな所を選んで、少し菜の花を摘んでみました。

ビニール袋に詰め放題という気持ちにはなりません。

綾部山梅林へ

先の方に行くには、靴がドロドロになるのを覚悟しなければならないからです。

綾部山梅林へ

菜の花畑を直線上でまっすぐ行くと、

農事組合法人「黒崎梅園組合」が経営している駐車場に着きました。

綾部山梅林へ

綾部山梅林の入り口には、小さなため池があり、

白鳥がいて、近づいて寄ってきます。渡り鳥の鴨もたくさんいました。

綾部山梅林へ

1枚500円の入場料を払って入ります。入場券を売っている方に、

「このお金は誰に払っているのですか?」と質問すると、

思いも掛けない質問のようで、答えられず、隣のおじさんに相談していました。 

綾部山梅林へ

受け取った切符を見れば、農事組合法人「黒崎梅園組合」に払っていることが分かりました。

坂道が多いので、細い青竹を杖代わりに貸してくれます。 

綾部山梅林へ

松葉博雄の奥さんには、用心のため、青竹の杖を持ってもらい、

転ばないようにお願いしました。

綾部山梅林へ

奥さんは、入るとすぐに、饅頭を売っているのを見つけ、

早速、饅頭屋さんの方に近寄っていきます。

綾部山梅林へ

柏餅のようです。味は、柚、梅、あんこだけの3つの品揃えです。

綾部山梅林へ

ケースを見ると、もう売り切れの箱がありました。

1個だけでも、良いようなので、奥さんは、柚が売り切れていたので、

梅味を選んで、柏餅を持った瞬間、「まだ温かいわ」と、喜んでいます。

綾部山梅林へ

柏餅をビニール袋に入れて持ち、

どこか絶景の場所を見つけ、食べるつもりのようです。

梅と言えば、綾部山梅林には、梅の花と、菜の花が咲いていました。近隣ツアー(3)

梅と言えば、綾部山の梅林には、2万本の梅の木が、

春の訪れを花の美しさと、香りの甘さ、そして全体が一つの春霞となって、

播州から春の訪れを伝えています。 綾部山梅林

梅と言えば、松葉博雄の奥さんは、

青竹を杖代わりに、急な坂道を登っています。

神戸六甲の自宅では、梅が咲いていたので、

綾部山もきっと見頃だろうと思っていました。

綾部山梅林

梅と言えば、絶景地を探していく途中、曲がり角の隅に、

かわいいお地蔵様が菜の花を束にしています。

どこか見たような顔つきで、

そうだ、そうだ、これはUくんにそっくりだと、

ある人は、Uくんを見て、両手を合わせたくなるとも言っていました。

綾部山梅林

ところが、綾部山は六甲よりも寒いのか、まだ一分咲きが二分咲き程度で、

まだ蕾堅しの梅の木も見受けられます。

これなら、500円は高いなぁと思います

 

綾部山梅林

でも、500円券には、甘酒のサービスが付いています。

丘を登ると、休憩所があり、甘酒の接待所が見つかりました。

綾部山梅林

梅見といえば、接待所には、鍋一杯の甘酒が火に掛けられていて、

入園券を渡すと、すでに甘酒2杯を頂きました。

綾部山梅林

ここからが、サービスの分かれ道です。

松葉博雄は、梅を見るのが早すぎたと思っていたところ、

接待所のおばちゃんは、

「まだ早くても、また来たらいいんですよ。また来て下さいね。

綾部山梅林

来る度に花の見頃が違いますからね。

一番見頃も頃のポスターを見て下さい。あんな具合に咲きますよ」と、期待を先延しに持って行

きます。

綾部山梅林

なるほど、何度来てもいいのだ、今は花も恥じらう乙女の頃の梅で、

そのうち、年で言えば20歳の頃や、花盛りの頃、

そして、風に花びらが舞う時期と、

梅林は見方がいろいろ楽しめるのだと教えてもらいました。

これで、納得です。

綾部山梅林

こんなに上手に言えるおばちゃんが、

接待所には必要なのです。

綾部山梅林

一般的には、梅が未だ咲いていない、早すぎたと入園者の愚痴には、

「私のせいではありません。

あなたが今日を選んだのです」と言うのが一般的です。

綾部山梅林

梅と言えば、綾部山梅林を1周していると、中には、

今が見頃の梅の木も見つかりました。

これを背景に、写真を奥さんに撮ってもらいました。

綾部山梅林

梅というだけでなく、この辺りは、古墳が多くあるようです。

綾部山梅林

古い時代にも、豪族は埋葬してもらうなら、

海の見える小高い丘で、日が当たり、梅や水仙が近くに咲くようなところが、

豪族の選ぶ埋葬地なのかなと納得しました。 綾部山梅林

梅というだけでなく、花より団子で、松葉博雄の奥さんは、

絶景地で柏餅を食べ、付近を一望しています。なかなかの絶景です。

綾部山梅林

梅と言えば、夜に、電線を引いて提灯の灯りを付け、

宴会をするような設備はありませんでした。

綾部山梅林

梅だけでなく、桜は、温かい頃に咲くので、

桜の下でちょいと一杯となりますが、梅の時期にはまだ寒く、

梅の花の下で、夜にちょいと一杯には、いかないようです。

綾部山梅林へ近隣ツアー(4)

 綾部山を一巡して、奥さんが絶景地で柏餅を食べた後は、

ゆっくりと、坂を下り、綾部山梅林の出口に向います。

綾部山梅林の帰り道

気になっていたことがあります。綾部山梅林の入り口では、

近郊農家から集まった新鮮な野菜が売られていました。

綾部山梅林の帰り道

買い置きして、帰る時に受け取るという、

便利なサービスがやっていませんと言われていたので、

帰るまでに欲しい野菜が売れてしまって、

売れ残りばかりだったらどうしようかと思っていました。

綾部山梅林の帰り道

大根、葱、ゴボウ、ニンジンなどは、100円です。

綾部山梅林の帰り道

白菜がやはり売れ残りで、買う気もしません。

綾部山梅林の帰り道

野菜の向こう側にもお店があり、ちょっと寄ってみると、

美味しそうな揚げかまぼこがあります。

綾部山梅林の帰り道

店主のおじさんに話しかけると、

「もう売れ残りだから、店を終う前だから、

150円の揚げ物は、100円でええよ」と言われました。

綾部山梅林の帰り道

この店主の人がとても良い人に思えてきました。

非常に愚直です。

綾部山梅林の帰り道

黙っていれば、150円で売れるところを、

100円で売り切ろうという気持ちは、

次に、何か他のものも買ってあげようという気を誘ってきました。

綾部山梅林の帰り道

ちょっと目を横に振ると、昔懐かしい、「鰹の華」がありました。

小学校、中学校の頃、お弁当に入っていた、懐かしい「鰹の華」です。

綾部山梅林の帰り道

原産地は、鰹が水揚げされる、静岡県の焼津港のようです。

兵庫県では、「うちとこだけです」と言われました。

1パック500円です。懐かしいので、2パック買いました。

綾部山梅林の帰り道

今日、訪れている綾部山は、たつの市です。

たつの市と言えば、全国でトップシェアを取っているのが、

小学生が使うランドセルです。

綾部山の近くに「セイバン」の工場を見つけました。

綾部山梅林の帰り道

帰りに、今晩の夕食の材料を買うために、

マックスバリューに寄って、

綾部山で考えた通り、播磨灘の春を告げる魚、ふるせを買いました。010年2月18日(木)