ペンション備瀬崎 (ビセザキ) オーナー熊本保美さんのサービス精神で、楽しい、思いがけない感動が演出されました 第96回沖縄訪問(10)

ペンション備瀬崎 ビセザキ  金城正則さんのハプニング誕生会は、熊本保美さん、通称「くまさん」のサービス精神で、楽しい、思いがけない感動が演出されました。

ペンション備瀬崎

「ペンション備瀬崎」の食事が続きます。

熊本保美さんは、阪神タイガースの大ファンで、

卵焼きを焼くときは、阪神タイガースの入場行進曲と、

六甲おろしがバックグランドに流れてきます。

ペンションビセザキ

卵焼きを焼くときは、

阪神タイガースの入場行進曲と、

六甲おろしがBGMです

阪神タイガースのユニフォームを着て、

くまさんは出てきます。

これも、パフォーマンスです。

玉子焼きは、砂糖、みりん、醤油を使って、

3分30秒で焼き上げす。

どれだけ出し汁との比率にするか、

○○%であることを聞きました。(秘密です)

くまさんのお母さんが、暖簾をめくって、

くまさんに茶々を入れています。

ペンションビセザキ

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次の料理は、巻物です。島らっきょう、カツオ節、

ゴマなどを使って巻物を作ります。

サヨリの皮を剥いだ、にぎりもありました。

ペンションビセザキ

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阪神タイガースの大ファンである話を聞いて、

玉子焼きを頂きました。

とてもおいしい玉子焼きです。

アオリイカも出ました。

食事を作る人の話題になりました。

和食の時は「料理人」と言いますが、

寿司の場合は「寿司職人」というそうです。

お互いが少し違いを意識して、

名前を変えて、呼び方を分けています。

ペンションビセザキ

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寿司職人の腕前の試験

くまさんは、東京で13年、寿司職人の修行をして、

そして腕を磨いて、沖縄へ帰ってきて、

ペンションのお店を始めています。

寿司職人の腕を見るときに、簡単なテスト方法があります

「魚の皮をとってみろ」と親方が言います。

それをどのように取るかを見ていると、

親方はその寿司職人の腕前がすぐに分かるそうです。

ペンションビセザキ

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以前、親方にテストされたときは、

うろこを3枚取っただけで、

親方にテストの途中で、

「もういい」と言われたそうです。

うろこの取り方を見ただけで、

親方が、寿司職人の腕を見分けるとは、驚きました。

くまさんは、とにかく、

どうしたらおいしいものができるか、

どうしたらうまくいくかを毎日、

真剣に考えたら、アイデアが浮かんでくるそうです。

この方法は、大学院での勉強も一緒です。

ビジネスでも一緒です。

どうしたらよくなるかは、

常に仮説を立てる問題意識が根底になければなりません。

ペンションビセザキ

備瀬崎 職人でも包丁で手を切る

また次の話です。松葉博雄が尋ねました。

「料理職人でも、包丁で手を切るようなことはないのですか?」

と尋ねました。

ペンションビセザキ

いい質問になりました。

実は、くまさんは、以前に、

お客さんがたくさん来ていて、料理を作っている最中に、

うっかり手を包丁で切ってしまいました。

近くの医療機関で7針縫ってもらって、

その後、どうやって料理を続けようかと思ったときに、

手術用の手袋を思い出し、

その手術用の手袋をお医者さんからもらって、

手袋を着けて、手術の後すぐに

ペンションに戻って、料理を続けたそうです。

ペンションビセザキ

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くまさんは、お父さんが現役の時代から、

お父さんの本職の漆喰の内装の手伝いを

子供の頃からしていたそうです。

だから、建築にも腕があり、

このペンションの改築は、

自分の手で漆喰を塗って、作ったそうです。

ところが、お父さんの漆喰と、

くまさんの漆喰には、

塗り方の伝統的な差があるようです。

ペンションビセザキ

ペンションビセザキ

天井の隅の角に、漆喰を直線に塗るか、

緩やかなカーブをつけるかの差です。

くまさん中心のうんちくを聞きながら、

食事会は進む中、本日のメイン

備瀬崎 イベント、ハプニングの発表です。

ハプニング 誕生会

今日の会食は、実は、

金城正則さんの誕生日の記念パーティーを兼ねています。

ペンションビセザキ

 

 

 

 

 

 

 

 

そのことをくまさんに伝えると、特別に

ハッピーバースデーのろうそくを立てた

ケーキを用意してくれました。

金城正則さんは、「こんなことをしてもらうのは、

子供の時以来だ」と大喜びです。

松葉博雄も、カウンター席から調理場に場所を移して、

ちょっと写真を撮らしてもらいました。

ペンションビセザキ  

金城正則さんのお誕生日のお祝いに、

記念写真を撮ります

 

金城正則さんが、ろうそくを吹き消して、

皆さんに拍手を頂いて、記念写真を撮ります。

ペンションビセザキ

この後、部屋を移して、

お茶を頂いて雑談をして、

今日はお開きということになります。

片山さんの愛犬リーも、いい子にして外で待っています。

およそ4時間くらいの食事をしました。

とても楽しく、おいしい食事になりました。

ありがとうございました。

いつものように、夜の10時過ぎて、お開きです。

今夜は、くまさんの気遣いで、

お誕生日ケーキとろうそくが、用意されて、

ムードが盛り上がりました。

松葉博雄が、日頃研究している、

サービス、サービス精神、顧客満足などのキーワードが、

随序に感じられた、楽しい夕食会になりました。

くまさん、ありがとうございました。

2008年3月23日


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ペンション備瀬崎 (ビセザキ) オーナー熊本保美さんのサービス精神で、楽しい、思いがけない感動が演出されました 第96回沖縄訪問(10)” に対して1件のコメントがあります。

  1. 金城正則 より:

    松葉博雄さん、緑さんお元気ですか、私たちのために、ペンションビセサキの宿泊を計画していただき有難うございました。新鮮で美味しいさしみを頂きながら店主のおもしろい会話で盛りあがった事を思い出します。また、予期せぬ私の誕生日までしていただいてほんとに有難うございました。あっという間に一ヶ月が経とうとしています。4月は来れそうも無いとのことでクレアが寂びそうにしています。次回来られる日を楽しみにしています。体調には気をつけて頑張ってください。

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