つけてないみたいな装用感 ボシュロムのコンタクトレンズ「アクアロックスワンデー」は両面非球面レンズです。

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つけてないみたいな装用感 ボシュロム アクアロックス(AQUALOX)ワンデーはボシュロムによる造語です。

つけてないみたいな装用感のコンタクトレンズ

ボシュロムの「アクアロックスワンデー」の勉強会を行いました。

より詳しくユーザーへ紹介する為に、社員が商品知識を研修する必要があります。

勉強会にはボシュロムの嶋岡邦寿さんが講師として来てくれました。

勉強会はは2~3人ずつ、少人数で勉強会を受けると質問がしやすくなります。

研修の要点を、以下に整理しました。

非球面設計レンズとは

アクアロックスワンデーは非球面レンズです。

非球面レンズとはどのようなレンズなのか説明します。

一般の近視・遠視矯正用のコンタクトレンズは、レンズの中心から周辺まで一定のカで設計されています。

このような設計を球面設計と言います。

野球やサッカーのボールはどこをとっても一定なので、あのように真ん丸になります。

しかし、人間の目の表面(角膜)のカーブは一定ではありません。

ほとんどの場合、黒目の中心部から外側に行くにしたがって、カーブは緩やかになっていきます。

つまり人の目は球面ではないことがほとんどなのです。

このような方の近眼を通常の球面設計のコンタクトレンズで矯正しようとすると、真ん中をとおった光のピントの位置と外側をとおった光のピントの位置がずれてしまうので、ものをはっきり見ることができません。

このピントのずれを解決するために設計されたのが非球面デザインのコンタクトレンズです。

アクアロックスワンデーの設計

レンズには前側の面と後ろ側の面の二つの面がありますが、アクアロックス ワンデーは前面と後面ともに非球面にした両面非球面設計になっています。

通常の非球面設計は前面のみに採用されますが、両面を非球面とすることでより精度が向上し、さらに近視や遠視の度数に関わらず一定量のピントのずれを補正します。

なぜ薄暗いところでも見やすいのか?

瞳孔は明るいところでは小さくなり、暗いところでは大きくなります。

目は瞳孔の大きさを変えることによって、目の中にはいる光の量を自動的に調節しているわけです。

暗いところで瞳孔が大きくなると、目の中には黒目の真ん中をとおる光だけでなく、より外側をとおる光もたくさん入ってきます。

つまり、暗いところに行くと、前に説明した、黒目の中心部と周辺部から入る光のピント位置のずれがより大きくなります。

別の言い方をすると、周辺部からピントのより大きくずれた光が目に入ってくるので物が見にくくなるということです。

非球面設計のレンズでは、このピントのずれを補正するので物は見やすくなります。

つまり、暗いところの方が非球面設計の効果がより発揮されると考えてよいでしょう。

アクアロックスシリーズのレンズが潤う仕組み

コンタクトレンズは涙となじまないと、レンズとしての光学性能を発揮できないばかりか、目の乾きや疲れなどの原因となります。

涙は目の表面(角膜)とよくなじみ、その上に安定して保たれますが、これは角膜の細胞にムチンと呼ばれる成分があって、これが涙を角膜上に安定させています。

アクアロックスシリーズの特徴として公開されているのは、まずうるおいです。

レンズ全体をうるおいで包み込み、瞳のみずみずしさをキープする、モイスチャーシールテクノロジー。

長時間の装用でも瞳をずっと潤い満たす、ボシュロム独自のシリーズ ハイドロゲルレンズです。

保水成分でシリコンを包むことにより、レンズ全体の保水力がアップし、潤いを長時間キープしてくれます。

16時間装用後でも、潤いを95%保持してくれ、つけた瞬間の潤いをキープしてくれます。

ムチンとは、オクラや山芋のネバネバ成分とほぼ同じものです。

このネバネバ成分をガラスの上に塗り付けると、その上に水をかけても水は水滴になってはじかれず、その上に水の層を作ります。

コンタクトレンズの表面にはムチンは存在しませんが、各メーカーはレンズ上に涙をなじませるための「うるおい成分」をレンズの素材に入れ込んでいます。

研究によると、PVP(ポリビニルピロリドン)という「うるおい成分」を含有するとレンズ表面の涙は安定し、見え方も安定することが示されています。

アクアロックスの名前の由来

「アクアロックス(AQUALOX)」はボシュロム・ジャパン社による造語です。

涙は快適なコンタクトレンズ装用にはレンズの潤いは欠かせませんが、その水を意味する「アクア(AQUA)」、保持することや封入することを意味する「ロック(Lock)」、そして目の健康に欠かせない酸素を意味する「オキシジェン(Oxygen)」を組み合わせています。

他社レンズとの違い

目に触れないコンタクトレンズとして装用感を売りにしているアクアロックスシリーズ、他社製品の比較を説明してくれました。

他社にも保水成分PVPを使っているレンズがありますが、ボシュロムでは独自の製法により、PVP自体をレンズ素材の内部で合成しています。

それにより、レンズ素材の中にPVPをより高密度に含むことに成功しています。

アクアロックスが向いている方

ソフトコンタクトレンズを長時間装用すると目が乾きや疲れ、また、物の見え方がぼけてきたり不安定になってきたりする症状があります。

コンタクトレンズ装用中のこのような症状を「コンタクト疲れ」と呼びます。

ほとんどの場合、これらの症状はレンズが乾いてくることが原因と言われています。

したがって、アクアロックスワンデーに最も向いている方は、「コンタクト疲れ」を抱えるコンタクトレンズ装用者です。

従来のソフトコンタクト素材から進化した「シリコーンハイドロゲル」素材の1日使い捨てソフトコンタクトレンズが登場していますが、このタイプのレンズを使っている方でも、その多くが「コンタクト疲れ」を経験しているという調査結果があります。

また、乾きにくいと言われるレンズの中には目からレンズを外しにくいものがあります。

そのような悩みを抱えている方にもお勧めですし、コンタクト初心者の方もつけ外しが楽なことは試しやすいポイントと思います。

新人スタッフはまだ目に関する知識が浅いので、中には難しく思う内容もありますが、嶋岡邦寿さんはスタッフそれぞれのレベルに合わせた説明をして下さっていました。

社歴の長いベテランスタッフへは、より専門性の高い知識・説明がなされています。

アクアロックスワンデーは、今ボシュロム社が最も力の入れている商品です。

それは自信を持てる良い商品ということになります。

瞳へのストレスが多い時代だからこそ、レンズの渇きを最小限に抑えているのです。

高酸素透過率は163 瞳の健康に大切な酸素をたっぷりと与えます。

3種類のシリコーンを組み合わせた独自の構造で、高い酸素透過性を実現しました。

薄さと柔らかさを追求し、エッジをスリム化し、未体験の装用感を体験できます。

付けた方の調査では、83.4%の方が、着け心地に満足と回答しています。

鮮やかでクリアな視界。ハイコントラスト設計で、にじみ、ぼやけの原因「球面収差」が軽減され、目の負担を軽くし、クリアな視界を与えてくれます。

96.6%の方が、クリアな見え方に満足と回答しています。

非球面レンズの長所

周辺部の歪みを抑えて、極力自然な見やすさを実現している設計上レンズの表面が平たく、極力薄くメガネが仕上がるツーポイントメガネなど、直接レンズが見えるタイプは仕上がりが美しい

協力 ボシュロム学術部

まとめ

ボシュロム「アクアロックス(AQUALOX)」の勉強会を行いました。

ユーザーへ紹介する前に、社員が商品知識を研修する必要があります。

商品知識を結局的に研修していただけるメーカーには、時間を作っていただいて、勉強会を続けています。

優れた新製品を、求めるユーザーへ紹介することは、販売店の責務です。

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2019年10月11日(金)