育児法:人生デザイン 世代間に育児法の溝があります。「主役は、パパとママ。祖父母はサポーターを心がけて」

育児法:人生デザインのコーナーに、「世代間に育児法の溝」というタイトルの記事が、2010年5月22日(土)の朝日新聞の「生活」面の、「親子の距離は(8)孫育て」の記事がありました。

育児法についての記事です。人生デザインでは、共働きが増えて、子育てに祖父母が欠かせない存在になっています。ただ、どこまで関わるのか、その距離は微妙なものになっています。「楽しい子育て・孫育て講座」で、岡本喜代子専務理事が、「挨拶や思いやりといった基本的なしつけは今も昔も同じ。でも、子育てに主役はパパとママ。祖父母はサポーターを心がけて」とアドバイスしています。

「親子の距離は(8)孫育て」の記事
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内閣府の2005年国民生活選好度調査で、子どものいる女性に「子育ての手助けを頼る相手」を聞いたところ、8割近くが「自分の親」を挙げ、「配偶者の親」も約4割に上がっています。

孫育てでは楽しい事も多いですが、ライフスタイルの違いが重荷になることも多いです。第一生命経済研究所の2007年の調査「孫と接すると身体的に疲れを感じる」と応えた祖母は48.9%とほぼ半数に、祖父は43.3%でした。

同研究所の北村安樹子・副主任研究員は、「若くても育児は体力的に大変なのに、高齢の祖母ならなおさらのこと。けれど、今のおばあちゃん世代は『自分がやらなければ』と、つい頑張ってしまいがちです。子育てにおじいちゃんを巻き込んだり、家族外の育児サービスも取り入れたりという工夫も大切です」と話しています。

人生デザインの具体的な、孫との関わりについて、祖父母が戸惑う「孫育て」Q&Aがありました。まず、日光浴について、昔良かったことが今では紫外線の害があり、お勧めできませんとなっています。

大人がかみ砕いて、赤ちゃんに食べ物をあげることについて、口の中の虫歯菌が赤ちゃんにうつるので良くないそうです。

このように、Q&Aでは、松葉博雄がこれまで子育てにしていたことが、今の孫育てでは良くないことになっています。