りんりんの視線は、いつもドアの方向に向っています。100メートル陸上競技のスプリンターが、スタート台に立つように、最短時間でドアに向って飛び出せるような、待機姿勢を取っている時もあります

りんりん追悼記録 帰ってきたりんりん(4)

窓から明りが差してきて、少しずつ時間が経過していく様子が、モニター画面からうかがえます。りんりんは、ベッドの上で腹ばいになってみたり、床に降りて、座布団の上に座ってみたり、床ずれがしないように、時々は移動しています。

りんりん追悼記録 帰ってきたりんりん りんりん追悼記録 帰ってきたりんりん
少しずつ時間が経過していく様子が、モニター画面からうかがえます

 

床には、りんりん用のおもちゃも用意しています。歯が痒くなると、噛んで、痒い感じを抑える噛み噛み棒もあります。

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りんりんの視線は、いつもドアの方向に向っています

 

りんりんの視線は、いつもドアの方向に向っています。100メートル陸上競技のスプリンターが、スタート台に立つように、最短時間でドアに向って飛び出せるような、待機姿勢を取っている時もあります。

りんりん追悼記録 帰ってきたりんりん りんりん追悼記録 帰ってきたりんりん

 

日がゆっくり傾いてくると、窓から指す明りと影は、少しずつ傾いてきて、そろそろ夕方になってきたなぁということが、りんりんには分かっているようです。

りんりんは、どのようにして、時間の概念が出来たのか、はっきりとは分かりませんが、夕刻になって、日が陰ってきたり、夕闇になって暗くなってくると、家族の誰かが帰ってくるような気配が分かるのか、身構えています。