兵庫県氷上郡柏原町は、丹波市になりました。織田信長の血筋の大名が、陣営を築き、幕末まで続いています。ここにも小京都を見つけました
丹波への近隣ツアー(3)
柏原は、織田信長の弟の子孫がこちらにお城を築いたようで、織田神社がありました。
やはり、予想通り、織田といえば、織田信長でした。
柏原と書いて、読み方は「かいばら」です。
周りを少し歩いてみましょう。大正浪漫風のお家がいくつかありました。
小さいながらも城下町です。江戸末期の頃、2万石の領地で、柏原藩の陣屋があったようです。織田家の陣屋です。
陣屋を探して、街の中心地を車で流して探します。
柏原高校の近くに、書院造りの立派な陣屋跡がありました。
一般公開はしていないようなので、外から見るだけです。
柏原の市街地の周りをぐるっと回った後、次に観光ぶどう園に寄ります。
観光ぶどう園は、石戸観光農園です。ぶどうはちょうど終わった頃で、残園ながら、ピオーネはもう終わっていました。
今、最盛期なのは、栗です。山の丘陵地を開拓する時には、水の確保が問題となります。
水が少ない農耕地では、栗の木が向いています。
リンゴもあります。リンゴは、試供品を食べてみましたが、あまり甘くなかったので、止めておきます。
来年のぶどうのために、パンフレットを頂いておきます。
周りを歩いてみると、畑には、鳥対策が出来ています。
畑にはネットが張り巡らされ、上から襲ってくる鳥や、横から入ってくる野鳥を防いでいます。さらに、猪もやってきます。
道路脇には、直販所が車で通る人に向かって、店を開いています。
この辺りは、戦後入植してきて、昭和25年ごろから観光農園を広げていった、苦労した場所のようです。
観光農園のさらに先には、何があるのか、ドライブしてみます。栗の木が続き、それより奥には、酪農に使っていました。牛舎が続き、牛舎の匂いが匂ってきます。
時々すれ違う車は、酪農のための大型トラックです。さらに奥に行くのは、帰りが遅くなるので、牛舎を見た後は、神戸の方向に帰ります。
2009年9月24日(木)