六甲森林植物園 25種類 5万株のアジサイが栽培されています。
六甲森林植物園に5万株のアジサイが栽培されています。今日、美しかったアジサイは、アナベルです 近隣ツアー六甲山編(2)
アジサイ散策です。昔、流行った曲に、「山男の歌」があります。
この歌では、「山男は、娘さんに惚れるなよ、娘さんの心は、山のお天気と
同じように、よく変わるから、惚れるなよ」と、はやしていました。
今日の六甲山の山頂付近のお天気も、怪しげなお天気で、いつ降り出すか分
からないような厚い雲に覆われたり、陽が強く指してくる夏空になってみた
り、まったく娘心のようです。
アジサイの鉢植えは、見終わったら、庭に植え替えておけば、すぐに大きく
なり、翌年も咲いてくれます。
しかし、問題なのは、それほど庭が広くないと、毎年、毎年、アジサイを植えていると、植える場所がなくなってきます。
六甲高山植物園の北苗畑には、アジサイのお世話をする専任の係員がいて、
係員は、ガラス張りの温室の中で、肥料を区分する作業や、株分けの作業な
どをしている様子が見えました。
本当にたくさんのアジサイが咲いていて、見始めの頃は、ひとつずつ丁寧に
見ていたつもりですが、少しずつおおざっぱな見方に代わり、それでも、ま
だまだアジサイはあるので、ひとかたまりを、一群落を、チラッと見るよう
な、粗雑な見方に変わっていきます。
北苗畑から小径を通り、もっと別のところに行ってみます。
熱心な方はカメラの三脚を持って来ていて、アジサイの花にカメラを接近さ
せ、花の呼吸を読み取るように、一瞬の美しさを捉えていました。
アジサイ園を一週し、この先には、長谷池がありますが、そこまで行かない
で、途中で適当に折り返して、芝生広場の入り口に着きました。
芝生広場の入り口にも、綺麗なアジサイが咲いていて、一瞬、綿の山のように見えました。
この白いアジサイは、アナベルと呼ばれています。
森林植物園に山の土を踏む通路と、舗装された通路があります。
雨にぬかるんで、歩きにくいときには、舗装道路が良いと思いますが、森林
浴なら、自然の道の方が清々しく思います。
芝生広場の向こうには、高い送電線の鉄塔があり、カメラを向けるときに、
鉄塔が映らないように、アングルを選びました。
千畳敷の広い芝生広場には、小学生が何クラス来ても、おにごっこができる
ほど、広い芝生広場でした。
脇の方に、ブランコ、滑り台、ジャングルジムがあり、幼児だったら喜びそうです。
アジサイの花に少しずつ目が慣れて、特に目を引くアジサイの一群に、アナ
ベルの花の塊が目立つことに気が付きました。
きっと、アナベルが人気があるから、こんなにあちらこちらに、ひとつの群
れとなって、植えられているのだと思いました。
管理事務所に通じる舗装された並木道路を歩いて、駐車場の方向に向かい、
駐車場の車に乗ってみると、六甲山での車の温度は、21度を示しています。
かなり下界とは温度が低いことが分かります。
2009年7月2日(木)