アルコンのVR (Virtual Reality)研修 遠近両用模擬体験

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アルコンのVR (Virtual Reality)研修は、老視の疑似体験ができます。

VR (Virtual Reality) 研修  アルコンの勉強会です。

VRとはなにか、VRはVirtual Realityの略です。

日本語では仮想現実と訳されます。

広義のVRとは、その創造された仮想現実をまるで現実であるかのように、人間の五感を刺激して体験させるテクノロジーや概念の総称を指します。

VRゴーグルを着用して

VRゴーグルとはVR体験を実現するために必要なゴーグル型のデバイスです。

VRゴーグルの他にもVRヘッドセットと呼ばれることもあります。

VRゴーグルを装着することで、バーチャル世界へと旅立つことが可能となっています。

遠近両用レンズの疑似体験

アルコンのさんが冨山芳明さん中心になって、VRゴーグルを装着して、遠近両用の疑似体験を社員の皆さんにしてもらいました。

20代や30代の若い社員の皆さんには、近くが見づらいという遠視の訴えについて、共有できる体験がなければ、主訴が理解できないのが普通です。

そこでアルコンは、大日本印刷が開発した、3Dを使って機器を覗くことで、近くや遠くがどのように見えるか、疑似体験バーチャルリアリティー(VR)を考えました。

アルコンの営業には女性営業部員が活躍中です

担当の兒島弘文さんと一緒に、大北真由美さんがお手伝いに来て頂いています。

午後には、また別の女性営業部員が参加する予定です。

アルコンに沢山の女性営業部員がいることを知りませんでした。

VRゴーグルを着用して

業務中に研修を進めるので、手の空いた人から順番に模擬体験に来てもらう方法です。

VRを体験するのは、スマートフォンを使っているからできるようです。

視線を下に向けたり、上に向けたりすることで、メニューを選ぶことができます。

遠近の体験だけでなく、乱視の場合はどう見えるのか、このプログラムはありました。

アルコンの販売ポリシー

アルコンはコンタクトレンズを眼科医の検査・処方を受けた上で購入してもらいたいというメーカーとしての願いを明らかにしています。

最近では、オンラインショップ等で処方なしでコンタクトレンズを購入することができます。

しかし、コンタクトレンズは高度管理医療機器です。

自分の目に最適なレンズを選び、正しく使用するために、眼科医の検査・処方を受けてお求めいただきたいとアルコンは主張しています。

終日研修サポート

VR研修は、これまでコンタクトレンズ学会などで、デモンストレーション形式の実演をしてきたそうです。

要請があれば眼科や、販売店に出向いて、出張研修をしてきたそうですが、その場合は昼休みの30分とか、始業前の30分とか、終了後の短時間の研修が中心でした。

今日のように一つの部屋を研修に使って、朝から夕方までマンツーマンで研修する方法は、アルコンにとっても初めてだそうです。

人気の生レンズは、表面がとてもなめらかなので、レンズをつかみにくいという特徴があります。

こういう場合は、アルコンは24時間サポート体制をとっています。

研修を受けてみると

VR研修を受けてみました。 視線を変えるごとに、いろいろな選択肢を選ぶことができ、指を使わなくても、視線を合わせるだけで、メニューが進むのに驚きました。

遠近両用のコンタクトレンズは、パソコンやスマートフォンの影響で以前より若い世代に需要が生まれています。

小学生の頃からスマホを持って、家との連絡用に使っている時代では、細かい字を見ることで、目の疲労は以前と比べ物にならないほど、酷使されています。

スマホ老眼という言葉が生まれるくらい、30代から近くが見えにくいという状況は、生まれています。もはや、社会現象です。

アルコンの反転攻勢

午後からは、また応援メンバーが変わりました。

応援メンバーは女子社員の河野弥生さんと、吉田有里さんのお二人です。

2人とも異業種からの転職です。今のアルコンの仕事がとても楽しいそうです。

今日感じたことは、アルコンはこれまでケア用品の会社でしたが、

CIBAのコンタクトレンズ部門を受け継いだことで、コンタクトレンズの市場開拓に大変力を入れています。

担当者も増強し、女性スタッフが増えています。

これまで比較的静かだったアルコンのコンタクトレンズ部門は、これから積極的な販売攻勢に出そうです。

2019年6月11日

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