城崎から神戸・三宮へバスで帰ると、途中休憩を入れて、4時間余り掛かりました。途中、何回高速料を請求されるのか、日本の高速料の無料化が待ち遠しく思います 【カニツアー・その4】
日本海の寄せる荒波を見ながら、露天風呂で心と体を癒した後は、 バスに乗って、来た道を折り返し帰ることになります。
皆さんが、全員揃うまでは、バスは出発できません。
温泉宿と言えば、土産物となり、皆さん、城崎のお土産を選んでいます。
バスの側で、外を見ていると、隅の方に、昨日の雪かきをした雪の残った小さな小山が出来ています。
この雪を使って、団子を二つ作り、重ね合わせて、雪だるまを作ったスタッフがいました。
すぐに溶けるかもしれません。
可愛らしい雪だるまで、記念に写しておきました。
だんだん集まってきて、バスは「金波楼」を出発して、帰途につきます。
バスの中では、また缶ビールが配られて、飲みたい人は、ビールを飲んでいます。
バスで調子よくビールを飲んでいると、そのうち困ったことが起きてきます。
困ったことも計算に入れて飲まないと、バスがいつ止まってくれるのか、ハラハラすることになります。
途中で、土産物に海産物を売っているお店に寄りました。
以前にも寄ったことがある店です。
バスが着くと、お店の人はすぐに駆け寄ってきて、乗客よりも先に、運転手さんに何か打ち合わせをしています。
土産物屋さんにとってみて、お店にお客さんが来るかどうかは、バスの運転手さん次第です。
従って、一番に駆け寄って、バスの運転手さんに、お礼を言うのも当然です。
生簀には、値段別の大きさに選別された、生きた松葉カニが右や左に移動しながら、何とかここから逃げられないか、考えているようです。
海産物のお土産屋さんでは、生きたカニだけでなく、干した魚や、パックされたごくごく普通の土産物が売られていました。
松葉博雄が選んだのは、7枚1050円のササガレイの一夜干しです。
帰りの時も、バスが出るときに、お店の人が誘導して、深々と頭を下げて、見送ってくれていました。
晩秋の夕暮れは、4時を過ぎた頃から始まります。
円山川に映る景色や空の雲も、刻々と日暮れの日没前の寂しさに替わっています。
次の休憩地点は、和田山のパオパオです。
日本海の海のお土産は、すでに買っているので、パオパオでは、特に探す物もなく、値段を見てまわり、城崎の土産物店との価格の比較をしています。
パオパオのお店で買いたいと思ったのは、野菜類です。
しかし、野菜も積もれば重くなり、新鮮さが劣化していくので、買うのを止めます。
煮干しがあったので、お味噌汁の出汁取り用に、買うことにしました。生簀のかにには1個ずつにタグが付いていて、どこで採れたか分かるようにしています。
バスの後ろの方では、ゲーム遊びが歓声を呼んでいます。真ん中当たりは、ほぼ背もたれにもたれて、寝ています。
前の席の方では、ビールを飲んで、かなり酔っぱらっている人が周りを困らせています。
隣に座った宥め係は、「先生、先生」と、一応、酔っぱらいを立てています。
笑いながら、聞いている内に、8時頃、三宮の阪急西口辺りに、バスは着きました。
行って帰るだけでも、往復8時間掛かっているようで、やや腰が疲れました。
皆さん、今年の恒例のカニ旅行を一緒に出来て、良かったです。
2008年11月20日(木)