従業員 朝礼優秀賞 2008年10月:松葉眼科・さんプラザコンタクトレンズ
2008年10月、従業員の朝礼優秀賞は、さんプラザコンタクトレンズスタッフのN君でした。
N君のお話しは危険回避に関するお話しでした。
人間のやることには必ずミスが伴います。
そのミスをどのように防ぐか、経営学的にも、実務上でも試行錯誤があります。
今ドラマで『バチスタの栄光』が放映されているので、毎週欠かさずチェックしています。
ドラマの中で、ヒヤリ・ハット報告という仕組みが出てきました。医療現場の中で、ヒヤリとしたりハッとしたことを報告して、危険回避を心掛けようというものです。
元になっているのは有名なハインリッヒの法則で、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというものです。
他の業種でもないかな?と探してみました。工事や製造では危険予知訓練というものがあります。事故や災害を未然に防ぐことを目的に、その作業に潜む危険を事前に予想し、指摘し合う訓練だそうです。
ミーティングや職場内研修を通じ、危険性の情報を共有することで、事前に予測できる災害の発生を未然に防止させる仕組みで、毎日の始業時や動作時に指差し喚呼を行い危険性の再確認をし、さらに安全性を高める行動も行われています。
当店の行動規範にも『相互確認を実施しミスを防止しましょう』など、重大事故につながるものを防止するものがあるので、自身で経験したミスやトラブルを闇から闇にするのではなく、積極的に報告しなければならないなと感じました。
ちなみに危険予知訓練が目に止まった理由ですが、略して『KY訓練』というそうです。危険予知なのに空気が読めないとは…覚えやすさも仕組みの一つだなと改めて感じました。