経営行動科学学会 学会賞:「経営理念の浸透が顧客と従業員の満足へ及ぼす効果」

経営行動科学学会 学会賞:「経営理念の浸透が顧客と従業員の満足へ及ぼす効果」の論文が経営行動科学学会の学会賞を受賞しました。

経営行動科学学会 学会賞:

「経営理念の浸透が、顧客と授業員の満足に及ぼす効果」

のテーマで書きました。

それは、経営理念の浸透が、

顧客満足(CS)と従業員満足(ES)を

両立させている事を検証しています。

経営行動科学学会2008年(平成20年)

8月第21巻第2号の学会誌に、

松葉博雄の投稿論文が原著として、採用されました。

松葉博雄は、

「経営理念の浸透が顧客と従業員の満足へ及ぼす効果-事例企業調査研究から-」

について、研究論文を投稿しました。

この論文では、

経営理念の浸透が顧客満足(CS)と従業員満足(ES)を

両立させているという仮説を検証しました。

学会誌への投稿と、論文掲載が、

博士課程には、求められています。

まず、2007年11月10日に、東京の立教大学で行われた、

第11回経営行動科学学会全国大会に研究テーマに基づいて、学会発表を行いました

立教大学の会場では、

大阪府立大学大学院の北居明ゼミの同窓生が多く出席しました。

経営行動科学学会の発表が終わると、

発表した内容に基づいて、投稿論文を作成しました。

投稿論文は、

経営行動科学学会に2008年1月に受稿され、

その後、複数の匿名によるレフリーの先生から、

査読を受けます。

そして、査読に対して、

また、書き改める箇所を書き換えします。

査読と改稿の後、7月末に

経営行動科学学会誌に受理の連絡を頂きました。

経営行動科学(jAAS)8月号は、

8月に届くのかと思ったら、

実際に、手元に届いたのは、10月になってからでした。

このように、テーマを決めて、発表するまでに、

明石芳彦先生の指導を受けながら、準備を何ヶ月もして、練りに練って

学会発表に応募します。

全国大会での発表のチャンスを頂くと、

さらに発表の練習をして、

制限時間以内に終了するように、練習をしました。

予想される質問にも、

想定問題を作り、解答を準備していました。

このような時間の経過を見ると、

一本の論文を考えて、発表して、

論文にして、査読を受けて、

やっと掲載される訳ですが、

およそ1年は掛かります。

発表のチャンスを頂けなかったり、

応募しても、採用されないことも多くあります。

今回は、2008年8月号「経営行動科学」の巻頭論文として、

採用されたことを嬉しく思います。

経営行動科学の編集長、および、

査読の先生方にお礼申し上げます。

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