りんりん(シーズー犬)の追悼記念植樹にビワの苗を淡路島の大磯の庭に植えました。渡船食堂で、朝昼兼用と夕食を地元産の食材で、美味しく頂きました。
シーズー犬のりんりんリンリンが亡くなって、すっかり家の中が寂しくなってしまいました。
何かをしていると、りんりんに結びつけて、リンリンを思い出してしまいます。
いつまでも、めそめそしていけないと思い、奥さんと二人で、泊りがけで近隣ドライブに行くことにしました。
どこに行く当てもないので、りんりんに繋いで、りんりんとよく行った場所に、決まりました。向かった先は、淡路島の大磯です。
大磯での食料品の買い物は、いつものように、ハウス栽培で無農薬の野菜を選びました。
販売所の所有するビニールハウスでは、今は、トマトの苗を植えています。
11月頃から、トマトの収穫ができるようです。
別の棟の温室では、水耕栽培によるイチゴの栽培が始まっています。
12月のクリスマスの頃、クリスマスケーキを飾るイチゴが、今、苗付けを終わり、少しづつ枝を伸ばしています。
農家の方のお話では、気温室温が20度を下らないように、これからの気温の変化に気をつけているそうです。
気温が段々と下がってくると、重油を炊いて、温室の温度を維持することになります。
一日中、暖房をすれば、燃料費は相当な金額になります。
昼食は、いつもの渡船食堂です。
11時を少しまわった頃の、朝食と昼食を兼ねた食事になります。
調理が始まったばかりで、並んでいるお料理は、今朝作ったものばかりです。
「何を選ぼうかなぁ」と、ショーケースの中を目が走ります。
淡路に来たからには、大磯で食べるには、やはり土地で採れた魚や野菜に関心が募ります。
女将さんに尋ねながら、土地で採れた野菜の料理の小鉢を選んでいきます。
野菜は、レンコンが入った物が良いので、炊き合わせを選びました。
魚は、大磯で捕れたコノシロの刺身、ハギの煮付け、たこの天麩羅などを選びました。
調理場では、仕出し用のお弁当を作っていました。
隣の席の美人を見るように、少し気になって、「このお弁当は、いくらですか?」と尋ねてみました。
女将さんが言うには、予約してもらって、1食1000円で作っているそうです。
今日はこの後、運転をしないので、生ビールをジョッキーで飲みながら、女将さんの小橋さんと世間話をして、大笑いをしながら、美味しいビールを頂きました。
大磯の地区も、景気はさっぱりだそうです。
震災以前は、淡路フェリーボートが大磯-須磨を繋ぎ、地元企業の三洋電機の工場に活気があり、渡船食堂にも、いつも大勢のお客さんがいたことを覚えています。
食事の後、渡船食堂の裏にある、田んぼのあぜ道を散歩してみました。
まだ日差しが強く、「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、夏の名残のようです。
でも、ちゃんと、畑のあぜ道には、彼岸花が咲いていました。
お昼から夕方まで、大磯の家で寛いで、りんりんの追悼のために、追悼記念食事をしました。
夕食も、渡船食堂で済ませます。
お昼にたくさん、地元産のお料理をあれやこれや頂いたので、夕食のお皿は、選ぶのに、だぶらないようにしたつもりですが、タコや煮魚は、2度食べても、美味しく感じました。
夕方の6時をまわると、夕暮れ時です。
そろそろ神戸に帰る時間になりました。大磯から、神戸の自宅まで、高速道路でおよそ1時間です。
高速道路、明石海峡大橋の通行料、ガソリンなどが、もっと安ければ、気軽に行ける距離にあります。
今日は、りんりんの追悼のため、りんりんが好きだった、枇杷の木の芽を庭に植えてきたので、そのうち実がなれば、りんりんにもお供えします。
2008年9月25日(木)