<広島ツアーその2>広島平和記念公園と原爆ドーム【従業員投稿】
新天地みっちゃんでおいしいお好み焼きをいただいた後は、歩いて平和記念公園に向かいます。
途中で広電の新型車両を見かけました。地球温暖化の問題が深刻化するなか、世界的に車社会の反省から公共交通の見直しが進んでいます。米国やドイツ、イギリス、フランスなどでは路面電車が新たに登場しています。
日本では高度成長期以来、廃線が続いてきましたが、ここ広島では健在です。
前日までの大雨の影響で、空には重くどんよりした雲が広がっています。平和記念公園は、蒸し暑いなか、大勢の方がお参りに訪れていました。
平和記念公園を北に歩いていくと原爆ドームがあります。
広島には1945年8月6日、世界で初めて原子爆弾が投下されました。一瞬で広島の街を焼き尽くしましたが、現在原爆ドームとして知られている建物(広島県産業奨励館)は全焼したものの倒壊は免れました。
原爆ドームは1996年12月にユネスコの世界遺産に登録されています。
間近で見ると建物の損壊の様子がよくわかります。
悲惨な戦争と原爆の被害を思い出させる建物を残すことに対して、賛否両論があったそうです。見るだけで辛いことを思い出すので撤去して欲しいという声と、これを見て平和への新たな思いを抱いて欲しいという声です。
市内のほぼ中心にある相生橋はT字型をしていて、上空から見つけやすいことから、この橋が原爆投下の目印になりました。
原子爆弾は上空580メートルで爆破しました。その時発生した爆風は音速を超えたということです。
1945年から今年で63年が経ちました。原爆ドームは屋外にあるので、その保存は永久にできるわけではありません。日本には地震も多くあるので地震も心配です。
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