紀州沖の天然鯛の姿焼きと吉野寒曝葛入りの創作手延べ素麺を夕食に頂きました。
今夜の夕食は、思わぬ頂き物です。
向かいの徳永さんから、天然鯛の丸焼きを頂きました。
綺麗な姿のまま、姿焼きになっています。
これをお皿に入れて、生姜を摺り下ろし、醤油味で頂きます。
ビールを飲みながら、まず、頭部に箸を入れます。
食べていった順に、骨を別の皿に移していきます。この骨で、後から、味付けして、鯛茶漬けを作ります。
今夜は、ご飯を炊くのを止めて、吉野寒曝葛入りの創作手延べ素麺を茹でて、ご飯の代わりにします。
鯛の頭を突きながら、とろとろっとしたゼラチン質の頭部をしゃぶっている間に、奥さんが、素麺を茹でてくれています。
素麺のゆで加減が、味の決め手です。
短すぎても硬く、長すぎると伸びてしまい、ほどほどの素麺の堅さを、茹で具合を見ながら、判断していきます。
ゆであがった、吉野寒曝葛入りの創作手延べ素麺は、ザルに入れて、今度は冷水で冷やし、腰を引き締めます。
素麺が出来た頃は、先程の天然鯛は、ここまで食べ進められていました。これを裏返すと、鯛の片身が食べられます。頭部の骨は、お皿に盛られ、片身を食べ終わると、一緒に鯛茶漬けのスープになります。
2008年6月17日(火)