トマトのブランド「桃太郎」は、土嚢にビニールポットのまま植えられ、上から水溶液で栄養が注がれています
2008年6月19日(木)梅雨の合間の晴れ間です。奥さんとドライブに行くことになりました。
いつものように、車に乗ってから、どこに行くかを考えます。どこに行こうか相談して、「時節柄、淡路島がいいのではないか?」と言われ、淡路島に決まりました。この辺は、松葉博雄の素直なところです。
明石大橋を通り抜け、岩屋のインターを降りて、夢舞台に沿った、国道を走っていくと、大磯の集落に着きます。
大磯の集落では、水耕栽培で育った桃太郎ブランドのトマトが、熟しています。
産地で買うと、神戸の街のスーパーマーケットで買うより、はるかに安く買えると思います。
しかも、会話をしているうちに、おじさんやおばさんは、まけてくれたり、おまけをしてくれたり、ワクワクすることがあります。
ビニールハウスを見せてもらいました。
土袋の中に、何本かのトマトの苗が、ビニールポットのまま植えられ、配管を伝わって水溶液が、ポタポタと土袋の上から降りかかっています。
トマトの枝は一本仕立てで、脇芽は摘み取られ、主軸の枝だけが、上に上にと伸びています。
トマトを育ててみると分かることですが、少しでも手を入れなければ、すぐ脇芽が伸びてきて、トマトの実にまわる栄養分が、脇芽の方に行ってしまいます。
ビニールハウスの温度は、加熱する必要がなく、自然のままで、30度を超えています。
直販所では、淡路の玉ねぎ、スイカ、サンフルーツなどを購入しました。
大磯のお家に寄ってみると、梅の実がたくさん実っていました。
梅の実を取るときには、枝で目を付かないように、防御用のサングラスが必要です。
珍しいのは、ザクロの花が咲いていることです。
生け花にしても引き立つほどの綺麗なザクロの花は、あまり大きな木ではないので、低い位置で、咲いていました。
バラの花を収穫し、梅の実を取った後は、近くの馴染みの店、渡船食堂に行きます。