中国四川省大地震の報道が、少しずつ小さくなっています。有馬温泉から見えた阪神淡路大震災の時に崩れた山の地肌も、今は新緑に覆われて、隠れています
2008年6月の梅雨の合間です。今日は雨も止み、晴れ間です。近隣ツアーに行ってみます。
六甲山を越えて、トンネルを抜けると、北区です。JA兵庫六甲「農野花(ののはな)」に寄ってみます。
食材を探していますが、今晩は何を夕食に作るか、予め考えた上で食材を探します。
奥さんの頭の中には、「今夜は、すき焼き」と考えているようです。そこで、食材は、すき焼きに使える野菜となりました。
どれも新鮮野菜です。季節を感じるのは、青梅や、赤紫蘇、梅干し用の梅が並んでいることです。
もうそろそろ、梅干しを漬ける時期になってきました。
野菜を作る苗も売られています。
シシトウとキュウリの苗を買ってみます。野菜を買った後は、有馬に寄ってみます。
以前に、工事中であった、有馬温泉の御所坊が進めていたリゾート施設ができあがり、「有馬山叢・御所別墅(ありまさんそう・ごしょべつしょ)」として、営業が始まっています。
外から見ると、かなりプライバシーに気を遣ったような、個室と静けさが配慮されています。
沖縄でも感じたのは、グレードの高い、ラグジュアリーなサービスを提供する高級志向のリゾート施設が、あちらこちらに出来ています。
ゆとりがあって、非日常的な雰囲気で、大都会の喧噪から逃れたい人にとってみると、コストよりも、雰囲気の方を選ぶには、良いと思います。
有馬の鼓ヶ滝から流れる清流は、自然の蛍の繁殖を回復しています。
6月の中旬を過ぎた頃は、蛍の鑑賞会があるようです。
有馬温泉に浸かって、しばらく新緑の手入れされた庭を見て、しばし頭の回転を停止して、ぼんやりとした時間を過ごしました。
有馬温泉は、山と山の谷間に広がる温泉地なので、お昼頃はよく日が照っていても、少し日が西に傾くと、山の陰になってしまい、気温が下がります。
中国四川省の震災の記事が、少しずつ小さくなってきています。
1995年の神戸に起きた、阪神淡路大震災の影響で、有馬温泉を囲む山の峰には、崖崩れが起きて、しばらく山の地肌が見えていましたが、今日見てみると、新緑に包まれて、地肌は緑のベールに包まれて、傷跡は、見えなくなっています。
最近の石油価格の上昇のせいなのか、道路の交通量が減っているように感じます。片道30分のドライブを終えて、お家に帰って、すきやきを作ります。