自宅で実った八朔(はっさく)みかんを使って、自家製マーマレードを作っていると、りんりんは激しく反応しています。
今日は、松葉博雄の奥さんと娘が、自宅で八朔(はっさく)のマーマレードを作ることにしました。
自宅の庭で、越冬した八朔は、だんだんと甘みを増して、以前の目が萎むような酸っぱさが消えてきました。
だんだんと香りも良くなり、「これを使って、加工食品を作ろう」という意欲が母と娘に沸いてきたようです。
作り方は、収穫した八朔をよく洗い、皮を剥いて、果実と皮に分けます。
皮を剥いた後、手で1房ずつ薄皮を剥いていきます。この作業をしていると、部屋の中に柑橘系の香りが漂ってきます。松葉博雄の奥さんが八朔の皮を剥いていると、りんりんが匂いを嗅ぎつけて、やってきました。りんりんは、ミカンが大好きで、ミカンを食べていると、必ず側に寄ってきて、おねだりします。八朔の皮を剥く単純作業に集中していると、りんりんは、下の方から潜り込んで、手と手の間に顔を出して、八朔の実の至近距離にまでやってきました。目の前に美味しそうな八朔があります。このように、りんりんの努力を見ていると、つい、「それなら、あげようか、ちょっとだけよ」と思ってしまいます。先ほど剥いた皮を細く切ります。切った皮は、苦味を抜くために、たっぷりのお水に漬けて、1晩置いておきます。綺麗に剥いた実は、グラニュー糖をまぶしておきます。りんりんは、「まだ食べられなのかなぁ?」というような顔をしています。細く切って水に漬けた皮は、明日の朝には柔らかくなっているはずです。熱心におねだりしたお陰で、りんりんは、八朔の実の1袋分ぐらいを2回に分けて、半分ずつ頂きました。粘った甲斐がありました。1晩置いておく間は、りんりんに夜、襲われないように、高いところに置いて、明日、煮込みます。
2007年3月18日(日)