神戸新長田駅前にある「琉球ワールド沖縄宝島」では、沖縄のライブイベントがあります
2007年3月の中旬は、これまでの暖冬が遠のいて、寒くなってきました。やはり、昔から言う、「三寒四温」とは、ぴったりの言葉です。
今日の神戸の街探検は、阪神淡路大震災後の復興事業が進む長田区の再開発ビル「アスタプラザウエスト」の1、2階に、2004年11月19日にオープンした、「琉球ワールド沖縄宝島」に行きました。
「琉球ワールド沖縄宝島」には、沖縄の特産物と食関連の約50店が出店しています。工芸品から化粧品まで、いろいろな商品が並び、なかでも泡盛は沖縄の全酒造メーカーのものが揃っています。
また、沖縄料理が味わえる沖縄食堂もあり、沖縄の伝統楽器の三線(さんしん)や島唄ライブ、琉球舞踏などイベントも随時開催しているようです。
春とは名ばかりで、寒い風に吹かれながら、JR新長田駅から、大丸新長田店を目指して、歩きます。震災復興がゆっくりと進んでいることが、駅前に立つと、分かります。
以前、「男は辛いよ」の寅さんが、震災直後の神戸市長田地区にロケーションを行いました。
あのときは、長田地区の周りは、空き地がいっぱいありました。2007年3月の今は、JR新長田駅前には、高層ビルが何棟か建ち、さらに、工事中のビルもありました。
さて、目指すは、沖縄がどっさりある、「琉球ワールド沖縄宝島」です。
神戸空港に向かう、モノレール三宮駅には、「琉球ワールド沖縄宝島」の電飾広告があり、以前より気になっていました。
今日は、平日なので、予想したほどの人出がありませんでした。
店内を一巡してみます。「わした」が経営する、沖縄特産品店は、三宮にもあります。
センタープラザビルと、三宮センタービル西館との繋ぎ目にある、地階には、「わした」の三宮店があるので、だいたいの沖縄の土産物は揃います。
「わした」三宮店にないものを見つけたいです。
店内を食料品を中心に、沖縄の鉢植えを並んでいました。
クワズイモも4000円で鉢植えが売られていました。
海ブドウは、飛行機で毎日、沖縄から届いているそうです。
1パックが、1050円です。
もずくもあります。
一周りすると、三宮から新長田まで、沖縄の物産や、特産品をわざわざ買いに来るには、どんなものが良いかが分かりました。
それは、物ではなくて、雰囲気です。沖縄の飲食店を連想させるお店があり、そこには、琉球民謡が流れています。
そして、イベントが企画され、特別の演奏会や、三線会があるようです。このような、雰囲気を伝える飲食店には、ぜひ、飲みに行きたいです。