兵庫県立大学体育会水泳部の牧樹希くんと、畠中茄愛くんがOB訪問に来られました。

腰痛対策の腰を鍛えるため、神戸商大(現:兵庫県立大学)水泳部に入り、現役学生の皆さんと水泳の練習したことを思い出します。

兵庫県立大学体育会水泳部から、OB訪問がありました。

OB訪問に来られたのは、二回生経営学部の、水泳部主将である牧樹希(いつき)くんと、一回生経済学部畠中茄愛(かいと)くんです。

二人は背が高く、大きな体です。

牧樹希くんは、高校生の時は、野球部に所属していただそうです。

水泳は大学に入ってから始めたそうです。

専門はバタフライです。

OB訪問の今日の目的は、先輩達の現役時代のエピソードや、近況などを現役の学生達に伝える事です。

そこで、私が水泳部に入部した2000年の頃から、兵庫県立大学で非常勤講師をしていた2007年までの水泳部との関わりについて、思い出話のようにお話をしました。

17年も前の事ですが、商大大学院の社会人コースに入学して、慣れない座学と、パソコンをしている内に、腰痛になってしまい、とうとう動けなくなりました。

外科医の先生に相談すると、腰を鍛えるには、水泳がいいと勧められ、そこで商大水泳部に入って、水泳で腰痛を治そうとしました。

当時入部するには、インターネット経由で水泳部に入部の申込みをして、プールに来るように指示を受けて、出向きました。

その時は練習が終わった後だったので、プールには誰も残っておらず、私一人でプールに入り、泳ぎを見てもらいました。

800mを一本泳いでその結果、水泳部に入部が許されました。

自分の息子や娘たちよりも、さらに年齢が若い人たちに入っていくので、水泳部の部員の皆さんは、私に対して、とても遠慮があって、なかなか日常会話にまで進みませんでした。

練習は毎週水曜日と、土曜日の午後からです。

皆さんと同じメニューで練習に励みました。

5月頃から野外のプールに入ると、寒くて体がしびれるような感じがしました。

だんだんと、現役水泳部員の皆さんと話ができるようになり、コンパや飲み会にも参加するようになると、多少は会話が弾むようになりました。

毎年秋の水泳部淡泳会総会にも出席しました。

水泳部の夏の合宿『爆泳』にも参加させてもらい、7000mほどの練習量を皆さんと一緒に泳ぎました。

六甲の自宅にも水泳部の皆さんをお呼びしました。

淡路島の大磯の別荘にも皆さんをお呼びしました。

非常勤講師をしていたときは、講義が終ると、プールに直行して、練習に参加しました。

OB訪問のもう一つの目的は、部費を集めることです。

1口5000円だそうなので、10口申し込んで、5万円をお支払いしました。

すでに訪問した他のOBの方は、どのくらい寄付があったのか、気になって勧進帳はないのか尋ねて、「勧進帳ってなんですか?」と言われました。

昔、神社やお寺を建立するときは、勧進帳を持って、全国に寄付を募った時代がありました。

有名な話では、武蔵坊弁慶が安宅の関で、白紙の勧進帳を関所を守る富樫泰家の前で、いかにも文字が書いてあるように、読み上げた、歌舞伎が有名です。

勧進帳には、一番最初にたくさん寄付をしてくれる人の金額を記入すると、二番目以下の後の人たちは、前の人に習う風習があるので、寄付を募るなら、勧進帳を用意し、勧進帳にはなるべく高額寄付の人の金額を書くことが、たくさん寄付を集めるコツですよと、牧樹希くんと、畠中茄愛くんにお話しました。