奧さんと片山正喜さんの黒豆研究です。
お歳暮で頂いたぶどう豆を使って黒豆を炊きました。
丹波篠山でとれる丹波黒大豆(くろまめ・ぶどう豆)を使って、豆を煮る料理をうちの奥さんは作ります。
奥さんは食べるのも好きですが、自分で炊いて、たくさんの人に配るのも好きです。
ところが、旦那さんをはじめ、三人の子供たちはみんな黒豆を炊いたものを全く食べません。
何が嫌なのかといえば、まず豆を焚くときの匂いです。
そして、豆の味そのものです。
奥さんはふっくらと炊きあがった黒豆を、消毒したガラス瓶に入れて、会社の人たちや、お友達に配って、美味しかったと言われると、また来年も作ろうとモチベーションアップになるようです。
黒豆を炊くのに絶対の自信があるので、他人からもらう黒豆にも、その味付けに、炊き方に専門家のような批評が入ります。
2016年の年の暮れに、炊いた黒豆が入ったガラス瓶を頂くことがありました。
ちょうど遊びに来ていた片山正喜さんも黒豆が大好きで、二人で炊いた黒豆の品評会をしています。
最初は不満があった黒豆も、だんだん味に慣れたのか、毎日食べ続けて、一週間くらいには1kgの黒豆を二人で完食していました。