ジョンソン・エンド・ジョンソンのデイビッド・R・スミス社長から海老原育子社長へと社長交代です。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの海老原育子新社長の経営方針に、関係者の皆さんから注目が集まっています。 社長ブログ神戸/コンタクトレンズメーカー/取引先/2016年9月末支払日
支払日です。
2016年9月30日の支払日には、コンタクトレンズ業界で大きなニュースがありました。
9月は全国的に台風や雨模様が続き、お天気が悪かった為、コンタクトレンズ販売店の経営はどこも芳しくなかったようです。
シードの中野隆一さんと篠田舞さんにシードの状況を聞いてみると、売り上げは好調のようでした。
その原因は、どうやら棚ぼたのようです。
あるメーカーが強引な政策をとっているため、それを嫌った取引先が代替品としてシードのレンズを選んでいるようです。
アルコンからは、富川和幸さんと延岡義満さんのお二人が来社です。
アルコンは最近テレビ広告を再開しています。
何年か販売活動を自粛していました。
テレビ広告はもちろん、お客様にお渡しするアルコンの名前が入ったノベルティーグッズさえ、制作と配布を自粛していた期間が長くありました。
アルコン社が少しでもマーケティングに対する積極策が出ると嬉しくなります。
トータルワンはとても優れたレンズですが、ユーザーに説明するとき、アルコンという会社を知らない方が多く、アルコンの製品を不安視することもあります。
やはりユーザーには、広告活動によりブランドを理解して頂く事が必要だと思います。
不祥事からもう何年か経過したので、そろそろ昔に戻った販売活動が始まるころです。
9月の支払日では、各社の担当者に、わが社の世代交代についてのお話をして、理解を頂くようにしました。
何しろ私は45年も社長をしているので、そろそろ次世代の若い人たちに道を譲り、私自身は一歩後ろに下がるべきだと思っています。
ボシュロムの嶋岡邦寿さんに、私が少しずつ後方に下がり、世代交代を進める話をすると、ついつい昔話になりました。
嶋岡邦寿さんがわが社を担当したのは、20年以上も前のことです。
阪神淡路大震災でも、復興の時にいろいろとお手伝いをしていただきました。
長い取引関係の方ほど、私が後方に退くことをお話しすると、これまでのことが頭によぎるようです。
メーカーさんと話をしながら、届いたばかりの週刊誌をみると、最近問題提起が多い週刊文春には、今週は元NHKアナウンサーの宮崎緑さんの学歴詐称の記事が出ていました。
まぁ次から次へと、よくも暴露記事が続くものです。
世代交代は、急にすると皆さんに混乱が起きるので、少しずつ、ゆるやかに漸進的に行おうと考えています。
毎日いつもと変わらないように社長が出社していれば、皆さんは何も変わらないと思います。
そこで、出社を控えて、それでも問題はないかを見ていきます。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの山口竜一さんと岡崎裕之さんから、社長交代のお知らせがありました。
デイビッド・R・スミス社長は、6年間社長を務めてきましたが、10月1日から後任の海老原育子さんに社長交代するそうです。
海老原育子さんは販売店に対して値上げを行い、厳しい取引条件を提唱した人として、すでに業界では噂の人です。
海老原育子新社長の経歴は、インターネットでも紹介記事が出ていました。
メニコンの九鬼真之さん、安部優さん、菊川紀幸さん、川島智さんとは、メルスの話になります。
企業秘密に触れることになるので内容については書けませんが、メルスを伸ばすためには、魚釣りに例えて言えば、
釣れないときには、餌を変えてみる、水深を変えてみる、竿を変えてみる、
それでも釣れない時は、場所を変えてみるなど、
プロの漁師さんなら、釣れるような工夫と努力をしています。
メルス会員の獲得は、加盟店の努力に依存しているところが多く、本社のマーケティング部門や、戦略部門は、どうしたら魚が釣れるかという本部指導はあまりありません。
今月の支払い日は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの社長交代のビックニュースがあったため、各社の担当者とも、色々と知っている情報を教えてくれて、話が弾みました。
2016年9月30日(金)