「旬彩蔵」に来ています。兵庫県宍粟市「旬彩蔵」で聞く、梨、カボチャ、ぶどう、桃、瓜、メロン、すいかの心

しそうふれあい市場「旬彩蔵」に来ています。

「旬彩蔵」で秋の収穫物を巡りながら、思い出した歌がありました。

「メロンの心」という歌があります。

宍粟市のしそうふれあい市場「旬彩蔵」

メロンにも心があり、花が咲いて、結実し、だんだんと膨らんでくると、まるで人の気持ちが膨らむように、メロンの心も膨らんでくるというのです。

宍粟市のしそうふれあい市場「旬彩蔵」

本当でしょうか?ちょっと、不思議に思うので、今日は、「旬彩蔵」にずらりと並んでいる、梨、カボチャ、ぶどう、桃、瓜、メロン、すいかに、インタビューしてみることにしました。

宍粟市のしそうふれあい市場「旬彩蔵」

場所は、宍粟市のしそうふれあい市場「旬彩蔵」で、尋ねる相手は「旬彩蔵」に並んでいる夏の盛りの野菜と果物達です。

宍粟市のしそうふれあい市場「旬彩蔵」

話を聞けば、今年の7月の豪雨によって、野菜と果物の仲間は大変な被害に遭い、無事にここまで成長した仲間は少ないそうです。

宍粟市のしそうふれあい市場「旬彩蔵」

花が咲いて、虫が飛んできて、なんとか、授粉して、実が膨らみ始めると、農家のおじさん、おばさんは、喜んでくれました。

宍粟市のしそうふれあい市場「旬彩蔵」

ところが7月に入ると、成長期なのに陽が当たらず、曇り空が続き、雨もどんどん降って、これから身長が伸びる、体重が増える小・中学生の頃、栄養が行き渡らなくなりました。

宍粟市のしそうふれあい市場「旬彩蔵」

友達はどんどんツルや木から落ちていき、やっとくっついていても、曲がったり、細くて、とても健康優良児とは言えない体格で、どんなにお天道様の光を待ち遠しく思ったか、今からでもかんかん照りになってほしく思っています。

宍粟市のしそうふれあい市場「旬彩蔵」

そういうことで、「旬彩蔵」での、インタビューの時は愚痴ばかりでした。丸い物は、叩いてみると音で答えてくれます。やはり心があるようで、嘆きの声が聞こえました。

2006年8月10日(木)