さんちかの宝田水産で、寿司ランチを頂きました。
宝田水産の寿司ランチが、卓上に出るまでには、魚を獲る、魚を運ぶ、魚を冷やして保存する、バックアップがあります。 社長ブログ神戸/美味しいお店/お寿司 宝田水産
さんちかを行き来していると、テナントが時々代わり、飲食店の場合はどんなお店なのか気になることがあります。
そこで今日は、奧さんとランチに行く途中で見つけたお寿司屋さんに入ってみる事にしました。
お店の名前は、宝田水産です。
お昼の忙しい時間でしたが、比較的席が空いていて、案内された席に座りました。
回転寿司の雰囲気ですが、回転寿司ではありません。
手軽なのは、お昼のランチセットです。
テーブル席には、お好みのお寿司をオーダーする為の注文票が用意されています。
ビールを飲みながら、ゆっくりお寿司を食べる時と違うので、お昼のランチはセットを選びました。
いくらの新鮮度は、塩を使っている量で推測できます。
長く保たせるためには、沢山塩を使っているので、味は辛くなります。
一昨日は、1.17の阪神淡路大震災が起きた日です。
あの頃は、さんちかもクローズされていて、なかなか飲食する店が見つかりませんでした。
震災の後、最初に三宮に現れた飲食店は、屋台でした。
屋台で暖かい食べ物を頂くと、ホッとした思い出があります。
セットは12貫の寿司で、これを全部食べると糖分の摂りすぎになるので、にぎり寿司のご飯の量を減らしながら頂きました。
震災の頃を思い出せば、あの頃にぎり寿司はあったのかなぁ?と、思います。
おすし屋さんが増えたのは、魚を運ぶ運送システムと、魚を保存する冷凍設備が必要です。
震災の頃は停電が続き、道路は崩壊したり渋滞していたので、
おすし屋さんが商売をするには、インフラは整っていませんでした。
こうして考えれば、世の中が落ち着いて十分なインフラが整っているからこそ、手頃な価格で沢山のにぎり寿司を選ぶことが出来ているのです。震災復興のお陰です。
2016年1月