松山城の天守閣は、黒塀で囲われた、お城です。
松山城の天守閣からは、海の方向にDASH島(ダッシュ島)が見えます。 松山(18) 社長ブログ神戸/旅行 松山/松山城 天守閣
それでは、これから天守閣に上ります。
登り口がもう一つありました。
この登り口はお殿様専用の玄関で、家臣達はこの玄関を使う事は許されていません。
実際に、お殿様が天守閣に上る機会はあったのでしょうか?
ガイドさんのお話では、ほとんどなかったそうです。
姫路城に上ったときも、天守閣への階段は、急勾配でした。
これも、家臣が上り下りするだけでなく、敵が攻めてくるとき、少人数しか階段を使えないようにして、上がってきた敵を、討ちやすくする為の工夫です。
天守閣から見ると、今まで歩いてきたお城の中の敷地が良く見えます。
天守閣の中は、昔の武具や鎧が展示されています。
高橋 貞次(たかはし さだつぐ)は、日本の刀匠で、重要無形文化財保持者(人間国宝)です。
愛媛県出身者では今日にいたるまで唯一の人間国宝だそうです。
戦国時代の刀や鎧を展示されており、どれも貴重な品々ばかりでした。
天守閣から四方を見れば、一方には瀬戸内海が見えました。
ガイドさんのお話では、あの海の向こうに小さな島があって、そこはテレビで放映されたDASH島だそうです。
江戸の昔の時代は、高層建築がないので、この天守閣が一番高い建物で、眺望を邪魔する建物もなく、さぞかし遠くまで良く見えた事だと思います。
天守閣から見れば、松山市は想像以上に建物が多く、人口の多い大きな都市です。
先ほど聞いたガイドさんのお話で、この城を作った加藤嘉明公が、お城が出来る寸前に仙台に領地を国替えされ、この松山城をどんなに残念な気持ちで離れていったのか、少しは気持ちが伝わってきます。
松山城を案内してくれた松山大学の竹田英司さんとそのゼミ生に、時々は写真を撮ってもらいながら天守閣をまわりました。
2015年11月28日(土)