研究論文と家の建築は、構想ばかりでは完成しません。
家を建てる時は、マスタープランを短期間で決定し、建築に取りかかります。論文作成も、研究内容に進まないと、投稿できません。 2015年後期ゼミ第一回(1) 社長ブログ神戸/大阪市立大学大学院 創造都市研究科 博士ゼミ/ゼミ後の飲み会
大阪市立大学大学院の博士ゼミが終わったとは、梅田地下街の居酒屋さんで今日のゼミの反省会です。
家永秀則さんと菊池浩史さん、松葉博雄の三人です。
それぞれ、言いたい事、聞きたい事、話したい事、知りたい事があります。
ゼミの先輩として、松葉博雄からの言いたい事です。
少しきつい意見ですが、いつまでも構想発表のような報告が続いています。
建築に例えて言えば、設計図ばっかり関わっていては、実際に家が建つのは、いつの事分かりません。
家の完成日を考えた方が良いという意見です。
家を建てる時は、平屋か2階建てか、入り口は南か北か、間取りはどうするのか、洋風か和風か、そのようなマスタープランを短期間で決定し、建築に取りかかります。
論文作成も、研究内容に進まないと投稿できません。
1年経っても、2年経っても、設計図を書き直してばかりいては、家はいつまで経っても建ちません。
設計図でも、更に詳しい基礎工事の設計や、間取りの設計、内装の設計、水回りの設計、外装の設計など、設計自体も前に進むべきです。
このことについて松葉博雄からこれまでより強い口調で意見が出たので、家永秀則さんと菊池浩史さんのお二人は、それなりの意見があるようです。
その事の詳細は触れませんが、これでは時間が勿体ないと、忠告しました。
菊池浩史さんは私の意見に対して感ずる事もあり、耳を傾けてくれました。
今夜の生ビールの飲むピッチは早く、すぐに三杯目、そして四杯目と進んでいます。
松葉博雄がアドバイス出来る事は、研究内容に関わる事ではなく、研究を進めるスピードです。
どうしてもっと早く研究を進める事ができないのかは、お互いにうすうす分かっています。
かなり厳しい意見を交換した後、お開きとなり、阪急電車に乗って神戸に帰ります。
家では奧さんが晩ご飯を作って待ってくれているので、居酒屋ではほとんどビールだけです。
家に着いたのは夜中の11時過ぎです。この時間から食事をすれば、肥満の原因となるので、食べないで、缶ビールを飲みながら、奧さんと今日一日の反省会をしました。
2015年10月19日(月)