私たちは、デイビッド・R・スミス社長の示した、コンタクトレンズは、高度管理医療機器であるという考えを支持します。社長ブログ/神戸の社長/コンタクトレンズメーカーブログ/ジョンソン・エンド・ジョンソン
私たちは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の我が信条(Our Credo)を、支持します。 デイビッド・R・スミス社長来社(2)社長ブログ/神戸の社長/コンタクトレンズメーカーブログ/ジョンソン・エンド・ジョンソン
デイビッド・R・スミス社長の隣は、通訳の女性が座り、その隣は、ニューフェイスの営業本部の大西基文本部長、その隣が、営業本部 西日本リージョン 大阪第一営業部ディストリクトマネージャーの梶芳学さんです。
東天紅19階から見る神戸の東側は、中国大陸から流れてきている黄砂で、視界が悪くなっています。
春のこの時分は、毎年黄砂が中国大陸から飛んでいて、更に、PM2.5と絡み合って、更に、花粉と一緒になって、私たちの目や喉を刺激して、かゆくなります。
松葉博雄が用意した、今日の第4回目の訪問のテーマに関する文章を読み上げながら、話を進めていきます。
デイビッド・R・スミス社長の歓迎と、中期計画が成功するように期待を込めて、ノンアルコールビールで乾杯です。
話しっぱなしになると、後日、何を話したのか、忘れてしまいます。そこで、現在両社の抱える課題を、文章にして、それを基に、意見交換をしていきます。
これまでの3回の会談については、紙に書いた記録が残っていて、その記録も参考にしながら、話にストーリー性があるようにして、話しています。
使い捨てレンズの使用ルールは、現在は乱れています。まるで、歯磨きか、ティッシュペーパーのように、価格重視の視点から、レンズが選択されています。価格競争は、副作用を起こしています。
これでは、高度管理医療機器とは言えません。このような状況を憂慮して、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のデイビッド・R・スミス社長は、正しいコンタクトレンズの流通に戻そうという決意です。
昔、携帯電話が普及を始めた頃、携帯電話の使用習慣は、使用者のマナーが乱れていました。
電車の中で大声で喋ったり、映画や観劇中に、呼び出し音が鳴ったり、飛行機の中で、携帯電話を使用する、今では考えられないような、使い方に悪しきマナーの時代がありました。
このときに、携帯電話を正しく使うマナーを、呼びかけたのは、電鉄会社、映画館、飛行機会社などでした。
本来は、携帯電話の会社が、テレビ、新聞、取扱説明書などを使って、正しいマナーを習慣づけるべきでした。
携帯電話を作る会社、携帯電話を売る会社などが、携帯電話の新しいマナーを、ユーザーに呼びかけていたらよかったのです。
同じように、使い捨てレンズの場合なら、使い捨てレンズが市場に出始めた時に、使い捨てレンズの正しい扱い、正しい使用方法、正しい交換、正しい理解などを、コンタクトレンズメーカーと、コンタクトレンズ販売店が協働して、ユーザーに啓蒙を働きかけていたら、今のような、日用品的な扱いにならなかったのではないかと、後悔します。
誰かが、業界のリーダーが声を出して、姿勢を示して、コンタクトレンズが高度管理医療機器であること、誤った扱いが眼障害を招くことを、繰り返し、繰り返し、ユーザーへ啓蒙するべきです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン社のデイビッド・R・スミス社長は、このことに気がついて、コンタクトレンズの持つ、医療性を重視しようとしています。
正しい、医療性を重視したコンタクトレンズの取り扱いに戻れば、経営成果にも反映されると、信じています。
この考えには、我が社も、松葉博雄個人も、大賛成です。以前から、主張していることです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン社のデイビッド・R・スミス社長の、中期計画を支えるのは、新しく入社した、大西基文営業本部長です。
松葉博雄は、大阪府立大学大学院で、北居明教授のもとで、企業理念、経営理念、企業組織文化について、研究をしました。
この研究から、経営理念の浸透は、社長自らが、陣頭に立って、長期的に、直接的に、社員に向かって、理念の浸透を働きかけることが、理念浸透にとても大切であることを、お話ししました。
最後に、デイビッド・R・スミス社長と、今日の面談のお礼と、これからも、中期計画が継続的に実行され、正しいコンタクトレンズの概念が、ユーザーにも、販売店にも、医療機関にも浸透するように、お互いを励まし合いました。
ジョンソン・エンド・ジョンソン社の、ビジョンケアの社長に向かって、2時間も、自分の考えを、自分の学んできた知識を、自分の研究成果を、思う存分話す事ができました。
デイビッド・R・スミス社長は、全社員に向かって、ご自分の経営理念をしっかりと示して、これから、量より質を重視する経営に努めると、宣言されています。
私たちは、デイビッド・R・スミス社長の示した、中期計画を支持します。
私たちは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の、Our Credoを、支持します。
2015年2月24日(火)