阪神淡路大震災20年。天災は、忘れないようにすることが天災への備えになります。
喉元過ぎれば熱さを忘れる。天災は忘れた頃にやってくる。備えあれば憂いなし。
阪神大震災20年がまもなくやってきます。しばらく、ニュースにならなかった神戸の大地震のニュースです。テレビでは、クローズアップ現代でも、阪神淡路大震災20年が取り上げられていました。
≫NHKクローズアップ現代より
今夜の晩ご飯は、冷蔵庫の在庫整理です。古い物と新しい物が冷蔵庫の中にあります。古い物は、冷凍の蟹です。新しい物は、採れたばかりのキャベツです。
アルミの平行鍋で、寄せ鍋を作ります。いつものように、味付け担当は松葉博雄です。
奥さんは、こういう写真を撮るのは嫌がります。なぜなら、主婦にとって、あるもので済ますという事は、他人に積極的に言いたくなることではないからです。
それでも、松葉博雄が構わず食材をカメラで写していると、観念して、どうせ撮るなら少しでも美しく撮れるように並べ方に工夫が入ってきました。
クローズアップ現代が切っ掛けで、20年前の阪神淡路大震災の思い出話に話は移りました。
二人とも、あの時は大変で、よくぞ生き延びたものだと思ってみたり、よくよく復興できたものだと、あのときに協力してくれた皆さんの事を思い出しながら、鍋を進めています。
冷蔵庫に牛肉があったので牛肉も登場です。阪神大震災の時に、とても助かったのは、今使っている簡易ガスコンロです。
都市ガスは止まっても、簡易ガスコンロと、ガスボンベがあれば、罹災した場所で、お湯を沸かすことが出来ました。
罹災に対して、結果的に助かった方は、沢山いらっしゃいますが、どうすれば大震災から助かるかという、そんな心構えは大震災が起きる前には考えていませんでした。
大震災の直後には、非常食や、ペットボトル、懐中電灯や、ラジオなど、震災グッズを枕元においていたこともありますが、今では手元に震災グッズはありません。
以前に、非常食を蓄えては、賞味期限が切れる前に食べて、また新しい非常食を買っては、また食べての連続でしたが、これではいつも古い物を食べることになったので、非常食もやめてしまっています。
天災は忘れた頃にやって来ると言われているように、用意しているときには来ないのでしょうか?もちろん、来ないにこしたことはありません。
昨年2014年10月に、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた、女川町の大川小学校に追悼に訪れました。このように、天災を忘れないようにする事こそ、天災への備えになると思います。
2015年1月15日(木)