高級和牛肉をステーキでいただいてもよい日は、どんな日でしょうか?
高級神戸肉をステーキで頂く日は、これまでは、めでたい日、記念日、祝賀の日などです。何でもない日に、ステーキを食べてしまいました。少し、後ろめたさを感じながら。
神戸牛を買ってきました。神戸牛の柔らかいステーキを、これから家で、奥さんと二人でいただきます。
何で、今日はステーキなのでしょうか?尋ねてみると、ステーキは、素材は豪華で、調理は簡単だそうです。
確かに、調理と言えば、野菜を傍に添えることが、調理のようなものです。
何でもない日に、神戸牛の、しかもかなり部位の良いステーキです。これまでは、何か理由がなければ、買っていません。
神戸牛を焼くのは、松葉博雄の担当です。焼き方は、弱火で、ゆっくりと焼きます。
最初に牛脂で鍋を焦げ付かないようにして、その時、ニンニクのスライスも一緒に入れて、ゆっくりとステーキを焼き始めます。
イカリ三宮店で買ってきた神戸牛です。神戸牛の、どの部分かは、表示されていません。
ステーキを柔らかくいただくには、弱火で蒸し焼きをするような感じで、上に蓋をして長時間かけて焼きます。
蓋を被せると、熱は逃げなくて、神戸牛のステーキ全体を、蒸すように焼いてくれます。
もちろん、味付けは先にしておきます。味付けに使っているのは、こしょうと、岩塩です。
ゆっくりと蒸している間に、テレビの報道では、今年の2015年、平成二十七年度の予算が、一般会計総額で、96兆3000億円と、報道しています。
そろそろ、一般会計予算は100兆円を超えるのかなぁと、予想していましたが、96兆円台でした。
政府は、財政再建を目指しながら、景気回復のための積極予算も考えなければならず、片方ではマッチを擦って火を強めながら、片方では火が広がらないように、防火用のポンプを用意しているような、難しい立場にあります。
ステーキの食べ方は、塩コショウだけでなく、ウスターソースもあります。
もう一つは、すり下ろし大根に、醤油をかけ、その上から柚子の果汁をかけます。この、おろし大根風味も、ステーキの食べ方の一つです。
新年度予算の心配をしているうちに、神戸牛のステーキが、焼き上がりました。
なかなか良さそうなステーキです。
ステーキの上に、やや焦げたようなニンニクを置いて、一層のエネルギーの強さを引き出します。
ナイフを入れてみると、焼き加減は、中心部分にやや赤身が残り、レアでした。
奥さんは、縁起物の吟醸酒をいただきます。松葉博雄は、いつものアサヒスーパードライです。
時々は、肉食をしなければ、顔の艶や、身体の皮膚に、脂気が足りなくなります。
そう思ったのか、奥さんは、ステーキを買ってきています。
何でもない日に、こんな立派なステーキを食べるのは、ちょっと勿体ないことではないかと、尋ねると、もう、ここまで頑張ったんだから、この位はいいの。ということでした。
2015年1月11日(日)